ジュビロ、幸運だけではない勝利の伏線とは? 『攻守一体』にメド、かみ合い始めた歯車

2019年05月07日(Tue)11時30分配信

text by 下河原基弘 photo Getty Images
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モチベーションを取り戻したロドリゲス

 今季から加入したロドリゲス。実は少し前まで首脳陣との行き違いがあり、大きくモチベーションを落としていた。第3節の大分戦で味方に退場者が出たこともあり、前半33分で途中交代したことが発端。第4節の鳥栖戦には帯同せず、国際Aマッチ出場のため母国に帰国したが、日本に戻ってきた後の第5節の鹿島戦、時差ボケの影響なども考慮してクラブ側が試合を欠場させたことで溝は大きく広がってしまった。

「飛ばされたゲームに対して彼は相当強い気持ちを持っていて、そこから選手と我々とコミュニケーションが取れなくなってしまった」と名波監督。「これといったものはないが、感覚の違いなのかなと。自分にとって普通のことが普通でなかったりというところが、たくさんありました」と、背番号11も振り返った。

 だが代理人なども交えて話し合うことで、わだかまりは解消。「そこから180度変わってやる気も出てきたと思いますし、それにともない急転、いいパフォーマンスが続いている」と指揮官は目を細める。

 この試合でも自慢のスピードに加え、前線でパワフルに体を張って攻撃の中心となり、90分走り続け疲労困憊の中でもゴールを決めた。川又が右肩の脱臼で再離脱、中村、大久保の調子も上がらない中で、ロドリゲスが本来の力を発揮できるようになったことは何よりの朗報だろう。

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