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【J1第11節まとめ】大分は湘南下して3位キープ。首位FC東京は無敗維持、仙台が降格圏脱出

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

藤本憲明
大分トリニータの藤本憲明【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ第11節の全9試合が11日から12日にかけて行われた。最後の試合となった湘南ベルマーレ対大分トリニータ戦では、アウェイの大分が1-0で勝利を収めている。

 昇格1年目ながらも前節時点で3位と好調な戦いを続けている大分。アウェイに乗り込んだ湘南戦でも52分にエースの得点で先手を取る。島川俊郎からのロングボールを受けて抜け出した藤本憲明がDFとの競り合いを制し、得点ランク首位に並ぶ今季7点目のゴールを冷静に蹴り込んだ。

 86分にはオナイウ阿道の強烈なヘディングがクロスバーを直撃するなど、惜しくも追加点は奪えなかった大分だが、1-0で試合を終え連勝。公式戦7試合負け無しと好調を維持し、首位FC東京を4ポイント差で追っている。

 今節行われた他の試合では、FC東京は久保建英の今季リーグ戦初ゴールによりジュビロ磐田に1-0で勝利。開幕から11戦連続無敗での首位を守った。

 大分のほか2位の名古屋グランパス、4位の川崎フロンターレもそれぞれ勝利を収めており、上位の順位と勝ち点差に変動はない。ヴィッセル神戸を破った鹿島アントラーズが5位に順位を挙げている。

 下位では、5連敗と6試合連続無得点を止めた最下位のサガン鳥栖が久々の白星。サンフレッチェ広島に劇的逆転勝利を収めたベガルタ仙台が降格圏を脱出し、代わって清水エスパルスが17位、ガンバ大阪がプレーオフ圏の16位に後退している。

 11日から12日にかけて行われたJ1第11節の全試合結果は以下の通り。

鳥栖 3-1 G大阪
C大阪 3-0 横浜FM
松本 0-0 札幌
仙台 2-1 広島
FC東京 1-0 磐田
清水 0-4 川崎F
神戸 0-1 鹿島
名古屋 2-0 浦和
湘南 0-1 大分

【了】

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