明治安田生命J1リーグ第11節、FC東京対ジュビロ磐田の試合が12日に行われ、1-0でFC東京が勝利した。

　久保建英に待望のゴールが生まれた。スコアレスで迎えた84分、CKからの混戦に久保が走り込む。そして、自身のところにこぼれてきたボールを左足ボレーで叩いた。これがゴール右隅に吸い込まれ、FC東京が先制に成功した。

　久保にとってはこれが今季初ゴールだ。「シュートを打つ以外に選択肢はなかったので」と言うように、迷いは一切なかった。「できるだけコンパクトに」と放ったボレーは、ビッグセーブを見せていた磐田の守護神カミンスキーをも破った。

　今季開幕から主力を張り、FC東京の攻撃をけん引してきた。随所にクオリティを示す中、ゴールはお預けとなっていたが、この日ついにネットを揺らした。

「思っていたより遅くなったんですけど、1点は1点なので素直に喜びたい」と振り返った久保。次節以降、どのようなプレーを見せるだろうか。

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