【英国人の視点】ランゲラック「優勝するためには…」。グランパス守護神が感じる手応えと好調の要因

昨季の前半戦は最下位に沈み、最終節の引き分けによってJ1残留を決めた名古屋グランパス。しかし、対照的に今季は開幕から好調を維持。12節終了時点で2位に位置している。ゴールマウスを守るランゲラックは、得点や失点よりも「目を向けるべきもの」があると言う。(取材・文:ショーン・キャロル)

2019年05月26日(Sun)12時25分配信

text by ショーン・キャロル photo Getty Images
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昨季とは正反対のチーム状況

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名古屋グランパスのランゲラック【写真:Getty Images】

 2018シーズン開幕から12試合を終えた時点では、名古屋グランパスはJ1最下位に沈み、本格的にトラブルに陥っていた。勝ち点はわずか8ポイントであり、そのうち7ポイントは最初の3試合で獲得したものだった。

 風間八宏監督のチームは、最終的に15試合にまで伸びる未勝利期間の真っ只中にいた。

 期間中には合計21失点を喫しての8連敗もあり、その後ようやく勝ち点3を手にすることができたのは、8月1日の第19節、ホームでベガルタ仙台に2-1で競り勝った試合だった。

 その後はなんとかチーム状態を立て直し、リーグ最多タイの失点数(最下位のV・ファーレン長崎と並ぶ59失点)を記録しながらも15位でJ1残留に成功。リーグ4番目の52得点という攻撃力に助けられてのことだった。そのうち半分近くは、24ゴールで得点王に輝いたジョーが叩き出したものだ。

 今季は同じ12試合を終えた時点で、状況は全くと言って良いほど異なっている。

 先週末の川崎フロンターレ戦を手堅く1-1のドローに持ち込んだ名古屋は現在2位。タイトルに挑戦できる可能性をしっかりと感じさせている。

 勝ち点を稼げているだけではなく、守備面での仕事ぶりも一変している。日曜日に豊田スタジアムで行われる松本山雅FCを前にした現時点で、ここまでのホームゲームは1点も奪われることなく全勝を挙げているのだ(2-0、4-0、1-0、1-0、2-0)。

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