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PSG監督、ネイマールやムバッペの残留は「約束できない」。移籍も否定せず

text by 編集部 photo by Getty Images

トーマス・トゥヘル
パリ・サンジェルマンのトーマス・トゥヘル監督【写真:Getty Images】

 パリ・サンジェルマン(PSG)のトーマス・トゥヘル監督は、同クラブに所属するブラジル代表FWネイマールやフランス代表FWキリアン・ムバッペが来季も残留するかどうかは断言できないと話している。英『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

 ムバッペは今季のリーグアンで得点王に輝くなど、公式戦43試合の出場で39ゴールを挙げる活躍。ネイマールも、負傷による離脱がありながらも28試合で23ゴールを記録した。

 両選手に対しては他国のビッグクラブからの関心も噂される。ムバッペは今季リーグアン年間最優秀選手を受賞した際のスピーチで移籍を示唆する発言もしたが、クラブはすぐに公式声明を出して残留を主張していた。

「色々と憶測はあるが、それだけ我々のメンバーのクオリティーが高いということだ」とトゥヘル監督はコメント。「そういうことには慣れている。今は5月であり、今私が言うことが来月には変わっているかもしれない」と移籍市場が流動的であることを強調した。

「私は全ての選手たちにPSGに残ってほしいと思っている」と指揮官は自身の希望を明言しながらも、「約束することはできない。それは考えが甘すぎることだ」と主力選手の残留を断言することは避けている。

 ネイマールとムバッペに対しては、特にレアル・マドリーからの関心が噂される。スペイン紙『アス』は、マドリーの総収入に対する人件費の割合にはまだ余裕があるとして、ネイマールやムバッペの獲得も可能だという見方を伝えている。

【了】

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