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南野拓実、引いた相手から得点奪えず。「アジア予選に向け改善しないといけない部分」

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
南野拓実【写真:Getty Images】

【日本 0-0 トリニダード・トバゴ キリンチャレンジカップ2019】
 
 キリンチャレンジカップ2019の日本代表対トリニダード・トバゴ代表の試合が5日に豊田スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。

 71分から出場したMF南野拓実は「試合が膠着してましたし、流れを変えて試合を決めるっていうところを意識してましたね」と交代で入った心境を話した。続けて「最後の質の部分とか、相手に当たってしまうとか、しょうがない部分はありますけど、だから僕は個人的に思ったのは自分のシーンであれなんですけど、シュートの最後の部分でもう1回GKを見るとか、相手のDFを見てっていうところをもう少し最後力抜けてれば、変わってたかなと思いますけど」とスコアレスドローに終わった試合を振り返った。

 日本代表が3バックを採用した事もありシャドーの位置でプレーした南野は「ボールは長く持てるんですよね、たぶん、このフォーメーションの方が。サイドバックを意図的に逆サイドのウイングバックがいいスペースにいいタイミングでボールが入ればすごいチャンスになってたし、そういう意図、やりたいことっていうのはできた部分もあったし、それは前のフォーメーションにはない部分」とこれまで主に採用してきた4-2-3-1との違いを挙げた。

 一方で9月から始まるワールドカップ予選では引いて守る相手にも点数を取らなければならない。「そういう意味で想定した中で今日はいい教訓になったと思うし、たぶん前半に1点取ってればたぶんラクな試合になっていたし、取れなかったら後半までズルズル、相手のGKを乗せてしまったらこうなるし、だからそこは自分たちがアジア予選に向けて改善しないといけない1つの部分かなとは思いますね」と話す南野は今日の試合を今後に活かしていく事を誓った。

(取材:元川悦子、文・構成:編集部)

【了】

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