コパ・アメリカ2019（南米選手権）に出場している日本代表は、現地時間24日に行われるグループリーグ最終節のエクアドル戦に向けて準備を進めている。FW前田大然は、チームメートとしてプレーするFW岡崎慎司から受けた印象について語った。

　前田は今大会初戦のチリ戦に先発で出場して代表デビュー。続いてウルグアイ戦では岡崎が先発出場し、2-2のドローに貢献する精力的なプレーをみせた。

「いるだけで本当にチームがやる気っていうか、みんなが戦うっていうのを見せられました」と前田は岡崎の存在感についてコメント。「2点目なんてニアに突っ込んでからのああいうのは、ボールが来なくてもああいう動きをすることでスペースが空くと思うので、ああいうところは見習わないといけないと思います」とプレーの面での貢献度も強調した。

　レスター・シティでも岡崎は、自身のゴール数は多くなくとも、ジェイミー・ヴァーディーの得点を引き出す動きなどでプレミアリーグ優勝の快挙に重要な貢献を果たした。前田はFW上田綺世とともに、岡崎の欧州での経験についての話も聞いたという。

「どうやったらプレミアで生き残れるとか、そういうのも色々聞けたので良かったと思います。ほんとに慎司さんが入ってからヴァーディーも点取れるようになったって聞いたので。自分が取れなくてもそういう選手がいることで点が取れる選手が出てくるっていうのはやっぱり大事だと思うので、ほんとにそれは凄いなと思いました」

　前田はコンディション不良もあってウルグアイ戦を欠場したが、次節のエクアドル戦ではプレーできる状態のようだ。「股関節、ケガっていうか違和感があったので、大事を取ったって感じですかね。大丈夫です」と自身の状態についてコメントしている。

（取材：元川悦子、文・構成：編集部）

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