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清水が神戸下し後半戦白星発進。ドウグラスがクラブ新記録の7戦連続弾

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

清水エスパルス
清水エスパルス【写真:Getty Images for DAZN】

【清水エスパルス 2-1 ヴィッセル神戸 J1第18節】

 明治安田生命J1リーグ第18節の清水エスパルス対ヴィッセル神戸戦が6日に行われ、ホームの清水が2-1で勝利を収めた。

 シーズン前半戦を14位で折り返した清水と、11位で折り返した神戸が後半戦初戦で激突。神戸は前節ともに2ゴールを挙げる活躍をみせたMFアンドレス・イニエスタとFWダビド・ビジャも含め、先発メンバーを変えずに臨んだ。

 ビジャの華麗なターンからのシュートなどで神戸が先制点に迫る場面もあったが、26分に先手を取ったのはホームの清水。カウンターからドウグラスが右サイドを駆け上がり、最後は倒されながらもDFの股間を抜くパスを通すと、並走して上がっていた北川航也が中央で合わせて押し込んだ。

 だが神戸もそのわずか3分後、好調ビジャの美技で同点とする。古橋亨梧からのロングフィードを受け、DFファン・ソッコの前に体を入れながらのトラップでゴール前に抜け出し、GKをかわしつつそのままダブルタッチで左足シュートを無人のゴールへ流し込んだ。ビジャは暫定で得点ランク単独首位に浮上する今季10点目のゴール。

 前半はそのまま1-1で終了。後半立ち上がりにはそれぞれウェリントンや北川などが良い形でシュートを放つ場面もあったが、GKの好守に阻まれ勝ち越しゴールならず。

 68分、勝利を引き寄せる次のゴールを奪ったのは清水だった。左サイドのスローインから二見宏志が一気にゴール前までのロングボールを入れ、高い打点で合わせたドウグラスがヘディングで押し込む。ドウグラスはクラブ新記録となる7試合連続ゴールを達成した。

 1点差を守った清水は2-1の勝利を収め、勝ち点でも神戸を上回った。7連敗を止めたあと5試合負け無しを続けていた神戸だが、6試合ぶりの黒星となった。

【得点者】
26分 1-0 北川航也(清水)
29分 1-1 ダビド・ビジャ(神戸)
68分 2-1 ドウグラス(清水)

【了】

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