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「ショックな敗戦」「蒸し暑さにやられた」…川崎Fのチェルシー撃破に英メディア

text by 編集部 photo by Getty Images

川崎フロンターレ対チェルシー
川崎フロンターレ対チェルシー【写真:Getty Images】

【川崎フロンターレ 1-0 チェルシー Jリーグワールドチャレンジ2019】

 明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2019の川崎フロンターレ対チェルシー戦が19日に行われ、川崎Fが1-0で勝利を収めた。イギリス各メディアも試合について伝えている。

 昨季プレミアリーグ3位の強豪を迎え撃った川崎F。何度かゴールを脅かされる場面もあったが、終盤に立て続けにチャンスを生み出し、最後は86分に中村憲剛のクロスからレアンドロ・ダミアンが決勝点となるヘディング弾を叩き込んだ。

 チェルシーにとってはプレシーズン3試合目で初の敗戦であり、フランク・ランパード監督にとっても就任後の初黒星。英紙『デイリー・メール』は「ショックな敗戦」、『ザ・サン』は「屈辱的な敗戦」と伝えている。

 日本特有の蒸し暑さがチェルシーの敗因のひとつになったという見方を伝えるメディアも多い。『BBC』は「湿度の高いコンディションの中で苦戦」、『デイリー・メール』は「76%の湿度の中でチャンスはわずかだった」と記した。

 アメリカ代表FWクリスティアン・プリシッチがチェルシーでのデビューを飾ったことが注目ポイントのひとつであり、「楽しみな兆しを見せた」という評価もあれば、「印象を残せなかった」と辛口な見方もある。

 先発で出場したMFメイソン・マウントは高い評価を受けている選手の一人であり、「明るい光を放った」「前半に印象を残した」と複数メディアが称賛。『スカイ・スポーツ』は後半から投入されたMFロス・バークリーが「チームに必要だった推進力をもたらした」と評価している。

【了】

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