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欧州各国リーグ、主要移籍まとめ(5)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

マキシ・ゴメス

マキシ・ゴメス_getty
セルタからバレンシアへ移籍したマキシ・ゴメス【写真:Getty Images】

FW:マキシ・ゴメス(ウルグアイ代表)
生年月日:1996年8月14日(22歳)
セルタ→バレンシア(移籍金:約18億円)
昨季リーグ戦成績:35試合出場/13得点5アシスト

 スペインの地で印象的な活躍を見せ、評価を上げ続けている期待の若きストライカー。身長186cm、体重80kgの体躯を生かしたパワフルなプレーと確かな決定力を武器にゴールネットを揺らし続けることができる選手であり、ポストプレーの上手さも際立っているなど前線で様々な仕事をこなす。セルタ加入1年目となった2017/18シーズンにはリーグ戦でいきなり19得点をマークするなど才能を開花させ、昨季もリーグ戦35試合で13得点5アシストと申し分ない成績を収めた。ウルグアイ代表ではルイス・スアレス、エディンソン・カバーニの強力2トップを前にベンチを温めることも多いが、今後の同国代表を背負っていく選手となっていく可能性は高いだろう。

 セルタで2季連続リーグ戦二桁得点をマークした同選手にはバルセロナも興味を示しており、移籍金およそ2500万ユーロ(約30億円)でオファーを提示したとの噂も出たが移籍は成立せず。しかし、代わりに同選手の獲得を発表したのはバレンシアであった。詳細は明らかとなっていないものの、同クラブは1450万ユーロ(約18億円)の移籍金に加えFWサンティ・ミナをセルタへ放出することでウルグアイ代表FWの獲得に至った模様。契約期間は5年間となっている。セルタでゴールを量産したM・ゴメスはバレンシアでもその研ぎ澄まされた得点感覚を発揮するだろうか。

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