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パラグアイ監督「全てにおいて日本が上回っていた」。印象的だったのは中島翔哉

text by 編集部 photo by Getty Images

エドゥアルド・ベリッソ
パラグアイ代表のエドゥアルド・ベリッソ監督【写真:Getty Images】

【日本 2-0 パラグアイ キリンチャレンジカップ2019】

 キリンチャレンジカップ2019の日本代表対パラグアイ代表戦が5日に行われ、日本が2-0で勝利を収めた。パラグアイ代表のエドゥアルド・ベリッソ監督は試合後の会見で苦しい戦いとなったことを認め、日本のプレーに賛辞を送っている。

「全てにおいて日本が上回っていた。勝利にふさわしいチームだった」とベリッソ監督は日本代表についてコメント。「2-0という点差にふさわしい内容だったと思うし、もっと点差が開いてもおかしくなかった場面もあった」と試合を総括した。

 特にフィジカルコンディションの面で苦戦を強いられたことを強調した。「疲労が影響していた。高いリズムを終始維持することができなかった。言い訳にはしたくないが、長距離移動が少なからず影響していなのではないかと思う」と話している。

 日本の攻撃面で特に気になった選手としては中島翔哉を挙げ、「中島から非常にスピーディーで縦に速い攻撃が生まれ苦労した」と日本の10番を称賛。後半から出場した久保建英についての印象を問われると「相手の守備を崩すようなプレーを非常に得意とする選手で、後半に何度も良いチャンスを作り出していたと思う」とコメントした。

「後半はやや我々のやりたいことに近いものができたと思う」とベリッソ監督はある程度の修正に成功したとも感じている様子。10日に行われるヨルダン戦に向けては「この試合で出たものをポジティブに捉えてやっていきたい」と改善への意欲を見せた。

(取材:舩木渉、文・構成:編集部)

【了】

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