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世界のトッププレイヤー能力値ランキング51位〜70位。こいつは誰だ!? 謎の男2人がランクイン!

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

58位:LSBのテクニシャン

マルセロ

マルセロの能力値や昨季リーグ戦結果、市場価値など【写真:Getty Images】

DF:マルセロ(ブラジル代表/レアル・マドリー)
生年月日:19988年3月12日
昨季リーグ戦成績:23試合2得点2アシスト(31歳)
市場価格:2500万ユーロ

 昨シーズンはソラーリ前監督の起用方針で出場機会を減らし、その後戻って来たジネディーヌ・ジダン監督の元では出場機会を増やすも調子の上がりきらなかったブラジル代表DFマルセロ。しかしフランス人指揮官の信頼は厚く、今季もコンスタントに出場している。

 マルセロの特徴と言えば、SBらしからぬ攻撃力が持ち味。ドリブルはブラジル仕込みのテクニックで流石の一言で他のテクニシャンと比べても見劣りしない。能力値を見てもドリブルとテクニックの項目が抜き出ているのがわかる。また174cmとサッカー選手としては小柄な体型ながらも、フィジカルで劣らない強さもある。

 攻撃的なSBは多く存在するが、マルセロのようなSBは他にいない。昨季は思うような成績を残せなかったが、今季はどのようなプレーを見せてくれるだろうか。注目だ。

57位:ナポリの潰し屋

アラン

アランの能力値や昨季リーグ戦結果、市場価値など【写真:Getty Images】

MFアラン(ブラジル代表/ナポリ)
生年月日:1991年1月8日
昨季リーグ戦成績:33試合1得点2アシスト
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)

 MFアランは攻守においてハードワーク出来るが、そのプレーは決して目立つものではない。しかし、ナポリの小さな巨人はチームにとって必要不可欠の存在だろう

 アランの強みは守備力にある。173cmとは思えない勇敢なプレーで、自分より遥かに大きい相手を飛ばしてしまうほどのフィジカルでボールを奪取する。早い段階から相手の攻撃を摘むことが出来るため、守から攻の切り替えの部分でも質の高いパスと推進力で貢献する。また、自らドリブルで仕掛けてボックス内に入っていけるセンスも兼ね備えている。守備的な選手ではあるが、広いプレーエリアを武器に攻撃参加も出来る魅力があるのだ。

 アランのようなタイプが注目を集めることはあまり多くない。しかし彼の貢献が無くてはナポリの躍進はなかっただろう。アランの勇ましいプレーに注目だ。

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