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世界のトッププレイヤー能力値ランキング51位〜70位。こいつは誰だ!? 謎の男2人がランクイン!

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

54位:シティの次世代型SB

ジョアン・カンセロ

ジョアン・カンセロの能力値や昨季リーグ戦結果、市場価値など【写真:Getty Images】

DF:ジョアン・カンセロ(ポルトガル代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1994年5月27日(25歳)
昨季リーグ戦成績:25試合1得点2アシスト(ユベントス)
市場価格:5500万ユーロ(約66億円)

 今夏、ダニーロとトレード移籍という形でイングランドの地へやって来たジョアン・カンセロ。昨シーズン在籍したユベントスでは怪我の影響があったものの、リーグ戦25試合に出場してチームの連覇に貢献した。

 カンセロはスピードを活かしたドリブルと精度の高いパスが持ち味。SBでありながらテクニックも兼ね備えおり、一度ボールを持つと簡単に相手を抜き去る。そしてもう一つの武器、パスにおいても優秀だ。MF顔負けのパスはクロス、ロングパス、スルーパス全てにおいて精密なパスを出せる。攻撃時に見せるプレーは次世代型SBと言っていいだろう。

 カンセロはこれまで5試合に出場しているが、フル出場は3回とチーム内で不動の地位を築いているDFカイル・ウォーカーの控えに回ることが多い。しかし、雑なプレーが多く見られるウォーカーの牙城を崩すことは十分に可能だ。得意のスピードを活かしたドリブルと高いパスセンスを武器に指揮官にアピールしたい。

53位:長友の元ライバル

アレックス・テレス

アレックス・テレスの能力値や昨季リーグ戦結果、市場価値など【写真:Getty Images】

DF:アレックス・テレス(ブラジル代表/ポルト)
生年月日:1992年12月15日(26歳)
昨季リーグ戦成績:33試合4得点8アシスト
市場価格:3500万ユーロ(約42億円)

 かつてはガラダサライで同じポジションの長友佑都と争った過去を持つ、ブラジル生まれのSBは今、最も有力なLSBかもしれない。現在はポルトの主力として活躍している。

 テレスの持ち味はなんと言っても精密なパスにある。カンセロ同様に質の高いパスは多くのチャンスを演出してくれる。実際に昨シーズンはリーグ戦で8アシスト、17/18シーズンでは14アシストを記録している。もちろんDFとしての能力も高く、あたり負けない強さでボールを奪い切る。バランスの取れたSBなのだ。

 その実力は多くのビッグクラブも狙っているほどで、今夏にはアトレティコ・マドリーが獲得を目指した。しかし実現するに至らなかったが、今シーズンも活躍できれば来シーズンは別の地に舞台を移すことになるかもしれない。

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