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女子版ACL「AFC女子クラブ選手権」の試験大会を開催。日本からは日テレ・ベレーザの出場が決定

text by 編集部 photo by Getty Images

日テレ・ベレーザ
AFC女子クラブ選手権2019の出場が決まった日テレ・ベレーザ【写真:Getty Images】

 日本サッカー協会(JFA)は11日、第9回理事会の実施報告を発表した。女子版アジアチャンピオンズリーグとなる「AFC女子クラブ選手権」の試験大会「AFC女子クラブ選手権2019 FIFA / AFCパイロット版トーナメント 」の開催と出場クラブを発表した。JFAが公式サイトで発表している。

 JFAは、アジアサッカー連盟(AFC)から 9月20日付で「AFC女子クラブ選手権2019 FIFA/AFCパイロット版トーナメント」への 招待があり、2018もしくは2019シーズンの優勝クラブ、またはそれに準ずるクラブの推薦が求められたという。

 その後、女子委員会となでしこリーグで審議し、2018年度のなでしこリーグ覇者である日テレ・ベレーザの派遣を決定したという。この派遣に関しては、AFCの回答期限が今月4日までとなっていたため、理事会での決議を待たずに回答したと発表されている。

 AFCは女子クラブ選手権の開催を検討していて、今大会はAFCが国際サッカー連盟(FIFA)と協働して試験的に開催される。今年11月26日から30日まで開催される同大会の参加チームは日本、韓国、中国、オーストラリアの4ヶ国から1チームずつ。大会方式は4チームによるセントラル方式の総当たり戦となる。開催国に関してはAFCが現在選定中で、日本はすでにホスト国を拒否することをAFCへ連絡済みであるという。

 なお、この大会により、日テレ・ベレーザが出場する皇后杯3回戦の日程は変更になる。なでしこリーグ4連覇中の日テレ・ベレーザは、アジアの地でも栄冠を勝ち取ることができるのだろうか。

【了】

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