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南野拓実、カズ以来26年ぶりの快挙。代表戦4戦連続&W杯予選開幕から3戦連続弾

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

南野拓実
日本代表の南野拓実【写真:田中伸弥】

 カタールワールドカップ・アジア2次予選第4節のタジキスタン代表対日本代表戦が現地時間15日に行われ、アウェイの日本代表が3-0で勝利を収めた。2得点を挙げたFW南野拓実は、日本代表で26年ぶりとなる快挙を成し遂げている。

 前半を両チームスコアレスで折り返したあと、53分には南野が待望の先制ゴールを記録。さらにその2分後にも再び南野が追加点を奪い、苦戦を強いられていた日本代表を勝利へ導く決定的な役割を演じてみせた。

 南野は9月5日に行われたキリンチャレンジカップ2019のパラグアイ戦、同10日に行われた2次予選初戦のミャンマー戦、今月10日に行われたモンゴル戦でも各1得点を記録していた。これで4試合連続ゴールとなる。

 ワールドカップアジア予選のスタートから3試合連続でゴールを挙げた日本代表選手は、1993年に行われたアメリカ大会予選でのFW三浦知良(カズ)以来26年ぶり。国際Aマッチ4試合連続での得点も同じく26年ぶりとなった。カズはアメリカ大会アジア1次予選のタイ戦(1得点)、バングラデシュ戦(4得点)、スリランカ戦(2得点)で3試合連続の計7得点を記録し、その予選開始前に行われたアメリカ戦でもゴールを挙げていた。

 また、南野は昨年夏の森保一監督就任以来の日本代表での得点数を計10ゴールの二桁に乗せた。7ゴールの大迫勇也を引き離し、現体制のチーム得点王となっている。

【了】

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