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浦和レッズ、3度目のアジア王者へ王手!興梠慎三が決勝ヘッド…2戦合計3-0で広州恒大を下す

text by 編集部 photo by Getty Images

決勝ゴールの興梠慎三
決勝ゴールの興梠慎三【写真:Getty Images】

【広州恒大 0-1 浦和レッズ ACL 準決勝第2戦】

 AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第2戦、広州恒大対浦和レッズが23日に行われた。試合はアウェイの浦和が1-0で勝利し、2戦合計3-0で決勝進出となった。

 ホームでの第1戦を2-0で制した浦和は3バックに鈴木大輔、槙野智章、岩波拓也を起用。シャドーにはファブリシオと長澤和輝、ワントップには興梠慎三が入る。対する広州恒大はエウケソン、パウリーニョ、タリスカらが順当にスタメン入りした。

 試合は序盤から激しさを増し、攻守への展開が速くなる。10分、西川はロングボールを対処しようと前に出る。すると後ろ向きで受けようとしたエウケソンと接触。エウケソンは立ち上がるも、西川はしばらく立ち上がることができない。しかし、その後起き上がりプレー続行となった。

 広州恒大の攻撃を凌いでいた浦和にピンチが訪れる。38分、右サイドでチョウ・リンホウが中央にクロスを供給。ペナルティエリア内でタリスカがトラップから反転し、左足でシュート。これはクロスバーを叩き、失点のピンチを免れた。

 その後も広州恒大の猛攻を凌ぐ浦和。すると50分、右サイドを突破した橋岡からのクロスに中央で興梠がヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。これで浦和は2戦合計3-0とし、優位に立った。

 その後もゴールマウスを守る西川が広州恒大の攻撃をシャットアウト。試合はこのまま終了し、1-0で浦和が勝利。2戦合計3-0とした浦和がアル・ヒラルの待つ決勝に駒を進めた。決勝戦第1戦はアル・ヒラルのホームで11月9日、第2戦は浦和のホームで24日に行われる予定である。

 浦和は2017年以来3度目のアジア王者を目指す。

【得点者】
50分 0-1 興梠慎三(浦和レッズ)

【了】

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