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ルヴァン杯得点王は札幌・鈴木武蔵。決勝では無得点も6試合7ゴール

text by 編集部 photo by Getty Images

鈴木武蔵
北海道コンサドーレ札幌の鈴木武蔵【写真:Getty Images】

 JリーグYBCルヴァンカップ決勝の北海道コンサドーレ札幌対川崎フロンターレ戦が26日に行われ、激戦を制した川崎Fが初優勝を飾った。大会得点王には札幌の日本代表FW鈴木武蔵が輝いている。

 ともに初優勝を狙うチーム同士の激突となった令和最初の決勝は歴史に残る名勝負となった。シーソーゲームの末に3-3で延長戦を終え、最後はPK戦を5-4で制した川崎Fに軍配が上がった。

 決勝を前にした時点で、得点王争いは札幌の2人にほぼ絞られていた。今大会7得点を挙げていた鈴木は決勝に120分間フル出場。6得点のFWアンデルソン・ロペスは58分からの交代出場。両者ともにPK戦ではシュートを成功させたが得点数を伸ばすことはなく、そのまま鈴木が得点王に輝いた。

 ターンオーバーによりルヴァン杯の試合には出場しないことも多かった鈴木だが、6試合の出場で7得点を叩き出した。グループリーグの湘南ベルマーレ戦ではハットトリックを達成し、V・ファーレン長崎戦でも2得点。プレーオフステージ第2戦のジュビロ磐田戦、準決勝第2戦のガンバ大阪戦でもそれぞれ1得点を記録していた。

 札幌の選手がリーグカップ得点王に輝くのは22年ぶり2人目。チームが大会に初参加した1997年にはバルデス氏が8得点を挙げ、呂比須ワグナー氏などと4人並んでの同点得点王となっていた。

【了】

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