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長谷部誠&鎌田大地の同僚DF、7週間の出場停止処分。相手監督を突き飛ばす

text by 編集部 photo by Getty Images

ダビド・アブラハム
フランクフルトのダビド・アブラハム(左端)【写真:Getty Images】

 ドイツサッカー連盟(DFB)は13日、フランクフルト所属のDFダビド・アブラハムに対し7週間の出場停止処分を発表した。

 アブラハムは10日に行われたブンデスリーガ第11節のフライブルク戦でタッチラインを出たボールを拾う際にフライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督を突き飛ばした。その結果、シュトライヒ監督は背中から倒れ込み、フライブルクベンチから選手がアブラハム目掛けて駆け寄ると、フランクフルトの選手もベンチを飛び出し両チーム入り乱れての乱闘騒ぎとなった。

 この行為を重くみたDFBの規律委員会はアブラハムに対し11月10日から12月29日までの期間の出場停止及び罰金2万5000ユーロ(約300万円)の判決を下した。

 この決定に対しフランクフルト側は「アブラハムにフライブルク戦での行為に対するヒアリングの機会を与えるべき」とし不服を申し立てた。なお、今回の判決が確定した場合、アブラハムはリーグ戦6試合を欠場することになる。一方で、ヨーロッパリーグでのプレーは問題ないようだ。

 リーグ戦8試合に出場するなどチームの中心選手としてプレーしていたアブラハムの長期離脱が決まった場合、チームに与える影響は大きくなりそうだ。

【了】

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