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C・ロナウド欠場の真相は…? 指揮官はCLで起用の可能性を示唆

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアーノ・ロナウド
クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

 ユベントスのFWクリスティアーノ・ロナウドが復帰に近づいている。ただし、元イタリア代表のアントニオ・カッサーノ氏は、元々コンディションに問題がなかったでのはないかと指摘した。イタリア『メディアセット』の番組内での発言が報じられている。

 C・ロナウドは今月10日に行われたミラン戦で途中交代を命じられると、これに腹を立て、試合終了前に帰宅。大きな騒動に発展するかと思われたが、もともと負傷を抱えてプレーをしていた選手に理解を示す形でおとがめなしとなった。

 その後、C・ロナウドはポルトガル代表に招集され、2試合に出場。ただ、この2試合目はミラン戦と同様の問題を抱えていたとのことで、23日のアタランタ戦は招集メンバー外となっている。

 それでも24日のグループ練習に参加したC・ロナウドは、アトレティコ・マドリーとのチャンピオンズリーグに出場できる見通しと言われているところだ。

 カッサーノは一連の出来事について、「C・ロナウドは代表での2試合を終えたあと、もともとコンディションが良かったんだと思う」と持論。「ユベントスは、問題を外に漏らさないことにかけて本当に優秀だ」と語り、アタランタ戦の欠場が内部での処分だったのではないかと推察した。

 一方、アトレティコ・マドリー戦の前日会見に臨んだマウリツィオ・サッリ監督は、C・ロナウドの状態が「良くなっている」とコメント。最終決定はまだだが、試合当日まで練習を見て判断するとしている。ミラン戦のトラブルについては、「交代に怒る選手は25年間見続けてきた」と問題視していない。むしろ、「彼のように全てを勝ち取った選手が怒るというのはポジティブだ。それだけのモチベーションがあるということだからね」と述べている。

【了】

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