フットボールチャンネル

世界最高の左ウインガーは誰だ!LWG能力値ランキング6位〜10位、若き才能溢れる選手たちがトップ10入り! Fチャン編集部が選定(19/20シーズン)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのものを参考)。

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

10位:怪我に泣かされた男

キングスレー・コマン

キングスレー・コマンの能力値や昨季リーグ戦成績、市場価格など【写真:Getty Images】

キングスレー・コマン(フランス代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1996年6月13日(23歳)
昨季リーグ戦成績:21試合6得点5アシスト
市場価格:6000万ユーロ(約72億円)

 キングスレー・コマンはバイエルンに移籍をして以降、手術を余儀なくされる大怪我を2度味わい、苦痛の時間を過ごした経験を持つ。「3度目の手術は受け入れられない」と話すなど、もし再び手術をすることになれば引退をする可能性があることを示唆している。

 怪我に悩まされる若者だが、その能力は素晴らしくこのLWG部門で見事トップ10入りを果たした。スピードの数値はトップクラスで、ドリブルとテクニックも兼備。縦と中への仕掛けを得意としている。近年は独りよがりなプレーも改善されて、チームプレーを重んじるようにもなった。一方で空中戦と守備力で評価を下げて、フィジカルでも伸び悩んでしまったためこの順位となった。しかしまだ23歳のコマンは、将来トップ争いを出来る選手になるだろう。そのためにもまずは怪我に気をつけたいところだ。

 今季はリーグ戦第12節を消化した時点で負傷をすることなく前半戦を戦い抜いている。今シーズンこそフル稼働できるだろうか。注目だ。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top