来季J1で戦う柏レイソルが24日、アルビレックス新潟からMF戸嶋祥郎の獲得を発表した。さらに期限付き移籍で加入していたDF川口尚紀が完全移籍となった。両クラブの公式サイトで発表されている。

　レイソルは今月20日、サガン鳥栖からDF高橋祐治、ジュビロ磐田からDF大南拓磨を獲得し、CBを補強していた。来季のJ1に向けさらなる戦力アップをはかるレイソルは戸嶋と川口をアルビレックスから補強した。

　アルビレックスのクラブ公式サイトで戸嶋は「みなさんを悔しい思いや辛い気持ちにさせてしまったこと、非常に申し訳なく、また不甲斐なく思っています。この2年間、自分の力不足で悔しいことばかりだったなと思います。加入の際、ピッチ内外で貢献するとコメントしましたが、少しでもそれができたのかと自問自答しています。それでも、僕はこの2年間で成長することができたと思っています」とコメント。

　同クラブの公式サイトで川口は「ユースのときから9年間、たくさんの方々に支えられ、選手としても人としても、多くの経験をさせていただきました。その中でも、いつも熱い声援で背中を押してくれた、新潟サポーターのみなさんには、心より感謝しています。小さい頃からの夢であったプロサッカー選手を、自分の地元クラブであるアルビレックス新潟でスタートさせることができ、憧れのビッグスワンのピッチに立って、厳しくも温かい、新潟サポーターのみなさんと共に戦えたことは、とても幸せでした」とコメントしている。

【了】