U-22日本代表、安部裕葵の東京五輪への道のりは険しい。守備では貢献も物足りない結果に

2019年12月29日(Sun)7時30分配信

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U-22日本代表の安部裕葵はPKの1得点のみに終わった【写真:Getty Images】

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【日本 9-0 ジャマイカ キリンチャレンジカップ2019】

 U-22日本代表は28日、キリンチャレンジカップ2019でU-22ジャマイカ代表に9-0の大勝を収めた。

 この試合では、11月のU-22コロンビア戦でプレーした久保建英や堂安律といった海外組の多くが不在。バルセロナBに所属する安部裕葵は背番号10を背負い、58分までプレーした。

 序盤からのゴールラッシュで試合は早々に決まり、安部がプレーした58分までに6得点を挙げた。中山雄太と東俊希は直接FKを決め、旗手怜央は2得点、前田大然もゴールを奪った。安部はPA内でファールを受けて獲得したPKを自ら決めたものの、アピールに成功したとは言い難い結果に終わった。

 3-4-2-1の左シャドーでプレーした安部は、前線からの守備で貢献している。機能したハイプレスは中盤でのボール奪取につながり、DF陣がインターセプトするシーンも多かった。しかし、ディフェンスとは対照的に、攻撃では結果を残すことができなかった。

 インターセプトした岩田からグラウンダーのパスをダイレクトで放った9分のシュートはポストに直撃。15分に蹴った直接FKは枠外に外れ、右サイドを突破した前田大然のパスを受けて振り抜いた26分の右足シュートはGKのファインセーブに遭った。ショートカウンターから強引に放った45分のシュートも枠外に外れてしまった。

 日本代表で最も警戒されていたのは安部だった。何度もファウルを受け、49分には相手の腕があご付近を直撃している。激しいマークに苦しんだ結果、PK以外の4本のシュートはゴールを割ることはなかった。

 長沼洋一がオーバーラップして崩していた右サイドに比べると、安部がプレーした左サイドからの攻撃は物足りなかった。どちらかと言えば最前線の前田と近い距離を保ち、中央でプレーすることが多かった。もう少し積極的にサイドに関わった方が良かったように見えた。

 安部が争うことになるシャドーのポジションは激戦区だ。A代表の常連でもある久保と堂安に加え、この世代で10番をつける三好康児や今年ブレイクした食野亮太郎がいる。E-1サッカー選手権では森島司も株を上げた。

 東京五輪のメンバー枠は18人しかない。安部も含めた6人の中から選ばれるのは3人か4人。東京五輪への道のりは険しい。

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(文:編集部)

【了】

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