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Jリーグ 4年前

松本山雅FC、深刻すぎた攻撃陣の力不足と報われなかった守備陣の奮闘。J2降格は必然の結果に【2019年Jリーグ通信簿】

シリーズ:2019年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images

松本山雅FCの2019シーズン通信簿

松本山雅FC
松本山雅FCの2019シーズンの基本フォーメーション

攻撃力:E
守備力:C
采配:D
人事:D
安定感:E

 リーグ戦全34試合でわずか21得点しか挙げることができなかった攻撃力は最低評価を付けざるを得ない。複数得点がわずか3回で、チームのトップスコアラーが3点しか奪うことができなければ、残留は厳しいだろう。反対に守備陣は奮闘した。失点数40は決して少ない数字ではないが、17位に沈んだチームと考えれば評価はCが妥当だろう。こうしたポジティブな面は、来季以降伸ばしていきたい。

 水本、MF高橋諒などの加入は大きかったが、レアンドロ・ペレイラや阪野などは攻撃陣の新加入選手は軒並み戦力になり切ることができず。セルジーニョや町田といった選手が離脱を繰り返すなど、人事、采配ともに苦戦した。今季のリーグ戦で連勝は0回と、安定感という意味でも物足りなさが残った。評価は低めにせざるを得ない。

(文:編集部)

【了】

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