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欧州サッカー、冬の移籍まとめ(1)。ノルウェーの新たな大器はドイツへ、ミランには「王様」が復帰

欧州主要リーグでは現在、冬の移籍市場が開いている。すでに何名かの大物選手が移籍を決めており、新天地でのプレーには大きな注目が集まっている。今回フットボールチャンネルでは、移籍を決意した選手たちを紹介していく。今回はこの5人(移籍金は『transfermarkt』を参照)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ノルウェーの新たな大器

アーリング・ハーランド
【写真:Getty Images】

FW:アーリング・ハーランド(ノルウェー代表)
生年月日:2000年7月21日(19歳)
今季リーグ戦成績:14試合出場/16得点6アシスト(ザルツブルク)
移籍先:ザルツブルク→ボルシア・ドルトムント(移籍金:約24億円)

 ノルウェー代表の将来を担うであろう新たな大器。身長194cm、体重87kgという恵まれた体躯を持つ同選手は、ボックス内での強さはもちろんのこと、左右両足から放たれる精度の高いシュートを武器にゴールを量産できるCFだ。南野拓実も所属していたザルツブルクでもエースとして活躍しており、今季はリーグ戦14試合で16得点6アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)でも6試合で8得点をマーク。CLではグループリーグの得点ランキングで2位という順位につけている。

 そんなアーリング・ハーランドには数多くのビッグクラブが関心を示していたという報道も出ていたが、昨年12月29日、ボルシア・ドルトムントが同選手を完全移籍で獲得したことを発表した。移籍金は2000万ユーロ(約24億円)とされており、イギリス紙『サン』によると週給は15万ユーロ(約1850万円)となる模様。契約期間は2024年6月末までとなっている。

 そのハーランドは、18日に行われた第18節のアウクスブルク戦でブンデスリーガデビュー。わずか10分間でハットトリックを達成するなど、ドイツの地から世界に衝撃を与えた。さらに、翌第19節のケルン戦でも2ゴールと大爆発。新天地でも圧巻のパフォーマンスを見せている。今後も、ドルトムントの新たなエースとして、ゴールを量産することだろう。

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