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PSVで出場争い苦戦の堂安律、古巣監督は「驚いた。もっと活躍できるかと…」

text by 編集部 photo by Getty Images

堂安律
【写真:Getty Images】

 オランダ1部フローニンゲンを率いるダニー・バイス監督は、同クラブから今季PSVへ移籍した日本代表MF堂安律の現状は予想外だと感じているようだ。オランダテレビ『ジッゴ・スポーツ』の番組で語った。

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 堂安は昨季まで在籍したフローニンゲンでの活躍により注目を集め、欧州でも最も有望な若手選手の一人と評されるようになった。オランダや他国の複数のビッグクラブからの関心が噂された末に、国内の名門PSVへと移籍することが決定した。

 PSVでもシーズン前半戦はある程度の出場機会を得ることに成功し、10月から12月にかけてはエールディビジで10試合連続先発出場。だが年明け以降は6試合連続の先発落ちとなり、23日に行われたフィテッセ戦も終盤に交代出場したのみだった。

 バイス監督は、堂安のこの現状には驚いているとコメント。「今頃までにはもっとプレーできるようになっていると予想していた。もっと決定的な活躍ができると思っていた」と話している。

 だがPSVが強豪チームであることに加え、シーズン中の監督交代などにより難しい状況であることに理解も示した。「フローニンゲンからPSVへ行ったのだから、大きなステップだ。もちろんPSVが安定していなかったことも確かだ」

 バイス監督の前任のフローニンゲン監督であり、現在PSVを率いるエルネスト・ファベル暫定監督は、堂安に「チャンスは来る」と先日話していた。今は我慢の時期なのかもしれない。

【了】

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