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セリエA 4年前

ユベントス、5年間の歴代フォーメーション。セリエA初の8連覇…ポグバからC・ロナウドの時代へ

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

創立120周年。ブッフォンとの別れ(2017/18)

ユベントス
ユベントスの2017/18シーズン基本フォーメーション

【シーズン成績】
セリエA:1位(30勝5分3敗)
チャンピオンズリーグ:ベスト8
コッパ・イタリア:優勝
スーペルコッパ・イタリアーナ:準優勝

 クラブ創設120周年となったこのシーズン、ユベントスは長年親しまれてきたエンブレムの大幅な刷新に踏み切った。頭文字の「J」を基調にした非常にシンプルな新デザインには賛否両論が巻き起こったが、今では違和感なく受け入れられるようになっている。

 さらにNetflixではこのシーズンのユベントスの裏側を追いかけたドキュメンタリー『栄光のチーム:ユヴェントス(原題:First Team: Juventus)』が制作され、2018年2月に前半3話分、同7月に後半3話分が公開された。このようにピッチ外の話題にも事欠かない1年となった。

 もちろんピッチ内での結果も残している。セリエAは前年以上の成績で7連覇を達成し、コッパ・イタリアもしっかり優勝。イタリア最強クラブの座が揺らぐことはなかった。

 あまりに悔しい負け方になったのはチャンピオンズリーグだ。ホーム開催の準々決勝1stレグでレアル・マドリーに0-3という完敗を喫しながら、アウェイに乗り込んだ2ndレグは90分までに3点を奪って土壇場で2戦合計スコアを3-3のイーブンに戻した。

 ところが後半アディショナルタイムの93分に悲劇が起きた。ペナルティエリア内でメフディ・ベナティアがルカス・バスケスを倒したとしてマドリーにPKが与えられ、その判定に猛抗議したジャンルイジ・ブッフォンが一発退場に。交代で代わりのGKを入れることはできたものの、クリスティアーノ・ロナウドにPKを沈められて、ユベントスは97分に力尽きた。

 現役引退が囁かれていたブッフォンにとっては、CLでの最後の試合になるかもしれなかった。結局、チームの象徴だった大守護神はパリ・サンジェルマンへの移籍を選び、17シーズンを過ごしたユベントスに別れを告げた。この時、たった1年で戻ってくることになろうとは誰一人として知る由もなかった。

▽GK
ジャンルイジ・ブッフォン

▽DF
シュテファン・リヒトシュタイナー
ダニエレ・ルガーニ
ジョルジョ・キエッリーニ
アレックス・サンドロ

▽MF
ミラレム・ピャニッチ
サミ・ケディラ
ブレーズ・マテュイディ

▽FW
ドグラス・コスタ
ゴンサロ・イグアイン
マリオ・マンジュキッチ

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