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セリエA 4年前

ユベントス、5年間の歴代フォーメーション。セリエA初の8連覇…ポグバからC・ロナウドの時代へ

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

C・ロナウドがやってきた(2018/19)

ユベントス
ユベントスの2018/19シーズン基本フォーメーション

【シーズン成績】
セリエA:1位(28勝6分4敗)
チャンピオンズリーグ:ベスト8
コッパ・イタリア:ベスト8
スーペルコッパ・イタリアーナ:優勝

 レアル・マドリーからユベントスへ。21世紀のサッカー界のアイコンの1人、クリスティアーノ・ロナウドの電撃的な移籍には世界中が度肝を抜かれた。33歳になったポルトガル出身のスーパースターはイタリアでも健在ぶりを示す。

 ジャンルイジ・ブッフォンやシュテファン・リヒトシュタイナー、ゴンサロ・イグアイン、クラウディオ・マルキージオといった功労者たちがクラブを去った一方、新たな象徴が加わったことで絶対王者に変化が生まれていく。

 リーグ戦は27節まで一切負けがなく、2節以降は一度も首位の座を明け渡すことなく前人未到のセリエA8連覇を成し遂げた。その過程でC・ロナウドは21得点を挙げ、得点ランキングでも4位につけた。パウロ・ディバラは不振に陥ったが、移籍金1億1200万ユーロ(約146億円)を動かした男は期待に違わぬ活躍を披露したのである。

 5試合を残してのリーグ制覇は史上最速タイの記録で、国内には敵なし。それでもチャンピオンズリーグでは若手有望株を数多く抱えて躍進していたアヤックスを相手にした準々決勝で敗退に終わり、コッパ・イタリアも準決勝進出を逃した。シーズン終盤にはけが人も多く発生し、獲得できたタイトルはセリエAの1つだけになってしまった。

 例年以上に複数のシステムを使い分けたシーズンは、1つのサイクルの終わりを暗示していた。5年にわたってチームを指揮した監督の退任が決まり、マッシミリアーノ・アッレグリ体制は2019年初夏に終焉を迎えることとなった。

▽GK
ヴォイチェフ・シュチェスニー

▽DF
ジョアン・カンセロ
レオナルド・ボヌッチ
ジョルジョ・キエッリーニ
アレックス・サンドロ

▽MF
ミラレム・ピャニッチ
ロドリゴ・ベンタンクール
ブレーズ・マテュイディ

▽FW
パウロ・ディバラ
クリスティアーノ・ロナウド
マリオ・マンジュキッチ

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