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プレミアリーグ、今季ワーストイレブンは? 期待の裏返しと諦めの境地が入り交ざる人選【粕谷秀樹のプレミア一刀両断】

シリーズ:粕谷秀樹のプレミア一刀両断 text by 粕谷秀樹 photo by Getty Images

非常識極まりないDF

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【写真:Getty Images】

 エクトル・ベジェリンやジョン・ストーンズも負傷後のリハビリに長い時間を要し、クラブのプランに大きなマイナスをもたらした。しかし、カイル・ウォーカーの比ではない。

 コロナ禍にもかかわらず、ウォーカーは二度もパーティーに参加している。しかもそのうちの一回は、友人宅にコールガールを招き入れていた。「自分だけは感染しない」「感染したとしてもまだ若いからすぐに回復する」とでも考えていたのだろうか。

 他人に感染のリスクを及ぼす非常識な行動に、ジョゼップ・グアルディオラ監督も怒り心頭に発したという。コロナウイルスでお母さまを亡くしているのだから、その心情は察するに余りある。

 ウォーカーの場合はパフォーマンスではなく、人の道に外れたための選出である。別格のワーストと表現して差し支えない。

【次ページ】問題児揃いの中盤

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