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FIFA副会長、欧州“春秋制”の検討に前向き「議論すべき可能性のひとつ」

text by 編集部 photo by Getty Images

ビクトル・モンタリアーニ
【写真:Getty Images】

 北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)会長であり国際サッカー連盟(FIFA)副会長も務めるビクトル・モンタリアーニ氏は、欧州のシーズンを一時的に“春秋制”に変更することも検討すべき案のひとつだとする見解を示した。イタリア『ラディオ・スポルティーヴァ』が2日付でインタビューを伝えている。

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 欧州各国では新型コロナウイルス感染拡大の影響により国内リーグや国際大会の開催が軒並みストップ。フランスやオランダのようにすでに2019/20シーズンの打ち切りを決めたリーグもあれば、再開を目指しているリーグもある。

 来季を予定通りにスタートできるかどうも不透明な状況の中、年明け以降まで来季の開幕を延期し、一時的に春秋制でシーズンを開催する案も一部では提示された。これまでにもマルセイユのアンドレ・ビラス・ボアス監督や、元スペイン代表GKのイケル・カシージャスなどが同様の案に言及していた。

「2022年カタールワールドカップは11月から12月に開催されるので、それもひとつの考えだ」とモンタリアーニ氏はコメント。2021年と2022年の欧州シーズンを春秋制とし、ワールドカップ前にシーズンを終える形も検討に値すると述べた。

「アメリカ大陸では今もカレンダー通りにシーズンを開催している。欧州やアフリカでも解決策になり得るかもしれない。国際レベル、大陸レベルで議論すべき可能性のひとつだ」とモンタリアーニ氏は続けている。

【了】

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