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世界最高のトップ下は誰だ! 攻撃的MF能力値ランキング16位~20位。日本になじみ深いレフティーとは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:コロンビアのエース

ハメス・ロドリゲス
ハメス・ロドリゲスの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:ハメス・ロドリゲス(コロンビア代表/レアル・マドリード)
生年月日:1991年7月12日(28歳)
市場価格:3200万ユーロ(約38.4億円)
今季リーグ戦成績:7試合出場/1得点1アシスト ※5月7日時点


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 ポルトやモナコで活躍し、コロンビア代表として出場した2014年のブラジルワールドカップで得点王に輝くなど、ワールドクラスの輝きを放ってきた実力屈指のレフティー。同大会でザックジャパンを粉砕した人物であり、2015年にはトヨタ自動車のCMにも出演するなど我々日本人にも非常に馴染みの深い人物である。そんなハメス・ロドリゲスだが、クラブでは大苦戦中。怪我の影響もあるが、ジネディーヌ・ジダン監督からの信頼を勝ち取るには至っておらず、今季もリーグ戦出場はわずか7試合に留まっている。非常に厳しい現状と言わざるを得ない。

 ただ、攻撃的MFとしての能力は確かなものがある。特筆すべきはその得点力の高さ。左足から放たれるシュートは抜群のパンチ力を誇っており、ペナルティエリア内外問わず確実に枠に飛ばしてくる精度の高さもピカイチだ。ブラジルW杯のウルグアイ代表戦で魅せた胸コントロールからの強烈なボレーシュートがあったように、観る者を魅了するゴラッソも多い。フィニッシュパターンも非常に多彩と、「攻撃力」の高さは明らか。数値は「86」と高評価になった。

 また、左足1本で違いを生み出す「パス」の質も高い。クロスの精度も超一級品であり、セットプレーのキッカーとしても非常に優秀な選手だ。もちろん「テクニック」にも長ける。ただ、圧倒的な「スピード」を誇っているわけではなく、ドリブラータイプでもない。そのため、マドリーではサイドで起用されるパターンもあるが、中央でプレーした方がより怖さを出せる選手と言えるだろう。

 ただ、ここ最近は怪我による離脱も多く、その点はマイナスポイント。そして能力の高さは確かだが、やはり継続して試合に出られないとなると、評価を上げるのは非常に難しくなってしまう。このままの状態が当面続くようならば、AMFランキングの圏外に落ちる可能性も否めない。

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