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世界最高のトップ下は誰だ! 攻撃的MF能力値ランキング16位~20位。日本になじみ深いレフティーとは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

18位:PSGの新戦力

パブロ・サラビア
パブロ・サラビアの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:パブロ・サラビア(スペイン代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1992年5月11日(27歳)
市場価格:2800万ユーロ(約33.6億円)
今季リーグ戦成績:21試合出場/4得点4アシスト


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 昨季の活躍は非常に印象的だった。スペイン代表MFであるパブロ・サラビアは、セビージャにおいてリーグ戦で13得点13アシストを記録するなど大爆発。キャリアハイを更新する活躍ぶりを見せ、ラ・リーガに旋風を巻き起こした。そんな同選手は、今季にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍。ネイマールやキリアン・ムバッペを擁するフランス王者でレギュラー奪取を果たすのは至難の業であったが、ジョーカー的存在としてリーグ戦21試合で4得点4アシストの成績を収めるなど、まずまずの結果を残している。

 そんなサラビアだが、まず触れておかなければならないのがそのユーティリティー性。トップ下、インサイドハーフ、サイドハーフ、ウィングと幅広いポジションをすべてハイレベルにこなすことができる選手で、トーマス・トゥヘル監督もその点を非常に高く評価していた。「IQ」が非常に優れている選手と言えそうで、どのチームにとっても魅力的な存在であることは間違いない。

 そしてもう一つの武器は「パス」。長短問わず正確性が抜群なのはもちろんのこと、視野の広さを活かしたスルーパスや相手選手を欺くトリッキーなパスと種類も非常に豊富だ。クロスも高質で、ゴールに直結するようなボールを味方に送り届けることを可能としている。昨季にセビージャで13アシストを記録できたのは、まさにこうした能力が優れているからこそ。「パス」の数値は「83」と当然ながら高評価になった。

「守備力」や「空中戦」、「フィジカル」などの数値は落ちるが、攻撃的MFとしての完成度は非常に高いサラビア。悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指すPSGにとって大きな戦力となったのは間違いなく、引き続きそのパフォーマンスから目が離せない。

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