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EL出場逃したリヨンはシーズン再開を諦めず。会長「6月2日はLFPの間違いを正す絶好の機会」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャン・ミシェル・オラス
【写真:Getty Images】

 リヨンのジャン・ミシェル・オラス会長は、2019/20シーズンの再開を諦めていないようだ。シーズン打ち切りの決定を考え直すよう訴えたと、25日に英メディア『BBC』が報じている。

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 事の発端は4月28日、フランスのエドゥアール・フィリップ首相がロックダウン(都市封鎖)解除に向けた今後の計画案を発表する中で、サッカーを含めたプロスポーツについてはシーズンを打ち切りとする方向性を示した。そして、大規模イベントを「9月まで開催できない」とし、「特にサッカーは再開できない」と明言。事実上今季の打ち切りが宣言されたのである。これを受けて4月30日、フランス・プロリーグ機構(LFP)が2019/20シーズンの打ち切りを発表した。

 その結果、7位のリヨンは来季のヨーロッパリーグ(EL)出場を逃している。2部降格が決まった19位のアミアンと最下位のトゥールーズと共に裁判所に上訴するも、訴えが棄却されてシーズン打ち切りの決定は覆らなかった。

 それでもオラス会長は「ブンデスリーガは5月16日に試合を再開し、スペインは6月8日に試合を再開する予定。イタリア、ロシア、ポルトガルはグループ練習を再開し、イングランドは6月19日以降の再開へ向けて取り組んでいる」と語り、6月2日からフランスでも規制緩和されることを受けて「その日はフランス・プロリーグ機構の間違いを正す絶好の機会だ。プロトコルのもとで練習を再開し、7月または8月に2019/20シーズンを再開することを考えても良いのではないか?」とコメントしている。

【了】

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