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世界最高のボランチは誰だ! 守備的MF能力値ランキング16位~20位。プレミア上陸の若き才能にアーセナルの小兵が登場!(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

19位:ラツィオを支えるベテラン

ルーカス・レイバ
ルーカス・レイバの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

MF:ルーカス・レイバ(元ブラジル代表/ラツィオ)
生年月日:1987年1月9日(33歳)
市場価格:600万ユーロ(約7.2億円)
今季リーグ戦成績:22試合出場/0得点1アシスト


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 今年で33歳になった元ブラジル代表のベテランMF。2008年に行われた北京オリンピックでは母国の銅メダル獲得に貢献するなど、確かな実力を持っている選手だ。そんなルーカス・レイバが実に10年を過ごしたリバプールを離れ、ラツィオにやって来たのは2017年のこと。豊富な経験値と確かな戦術眼を持つ同選手は、いきなり主力に定着。今季もここまでリーグ戦22試合に出場するなど、優勝争い中のチームを牽引している。

 シモーネ・インザーギ監督から信頼を寄せられているルーカスの特徴は、やはり「守備力」である。年齢を重ねても落ちない豊富な運動量と的確なポジショニング、タックルの鋭さを併せ持つ同選手は、常に泥臭くボールホルダーに絡むことができる存在。カードを貰うことも少なくないのは事実だが、身体を張ってピンチを防ぐ姿は33歳になった現在でも色褪せていない。まさに、いぶし銀の活躍を見せることができる選手だ。

 さらに、幼少期はフットサルで技術を磨き、もともと攻撃的MFとしてもプレーしていたルーカスは「パス」や「テクニック」も比較的高いレベルにある。ゴール前にはあまり顔を出さないため決定的な仕事を果たす回数は少ない同選手であるが、最終ラインからボールを引き出し周囲に「パス」を捌く安定感は抜群と言えるだろう。派手さはないが、やはり攻守両面において重要なプレイヤーであることは間違いない。

 一方で年齢を重ねるとともに「スピード」がやはり低下。先述した通り「攻撃力」もある選手とは言えず、こちらでも数値を落とす結果に。その他の項目に関してはまずまずのものを記録しているが、今回は19位フィニッシュとなった。

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