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世界最高の右サイドバックは誰だ! RSB能力値ランキング1位~5位。激戦制しトップに立ったのは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

1位:恐るべき21歳

トレント・アレクサンダー=アーノルド
トレント・アレクサンダー=アーノルドの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:トレント・アレクサンダー=アーノルド(イングランド代表/リバプール)
生年月日:1998年10月7日(21歳)
市場価格:1億1000万ユーロ(約132億円)
今季リーグ戦成績:29試合出場/2得点12アシスト


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 リカルド・ペレイラ、ダニエル・カルバハルといった名だたる実力者を抑え、右サイドバックランキングのトップに立ったのはトレント・アレクサンダー=アーノルドだ。リバプールで不動の存在として活躍する同選手は、21歳ながらすでにプレミアリーグ通算84試合出場を誇る驚異の若手。昨季はチャンピオンズリーグ(CL)制覇に貢献し、今季もリーグ首位を快走するチームを牽引しているなど、申し分ない輝きを放っている存在だ。

 そんなアレクサンダー=アーノルドの武器はなんと言っても「パス」だ。DFとは思えない視野の広さを兼ね備えており、右足から放たれるボールはとにかく正確性抜群。プレミアリーグで2季連続二桁アシストを記録している事実が示す通り、味方が触るだけでゴールに結びつくような鋭いクロスを次々と送り込むことができ、それはもはや芸術作品そのものだ。当然ながら、「パス」の数値は「92」と飛び抜けたものとなった。

 また、もともと攻撃的なポジションでプレーしていた選手であり、「攻撃力」に関しても特筆すべきものがある。恐れずボールを持ち運んでチーム全体のラインを押し上げたり、果敢にミドルシュートを狙って相手にカウンターのチャンスを与えないなど、積極的なプレーで攻撃陣にダイナミズムを植え付ける。セットプレーのキッカーとしても優秀と、DFながら決定的な場面で仕事を果たすことができるのが、この男の魅力である。

 守備に関してはまだ荒削りな部分もある点は否めないが、着実に向上はしてきている。何よりも忘れてはならないのが、まだ同選手は21歳ということ。今後右サイドバックランキング1位の座をどこまで守り抜くことができるか、注目だ。

【了】

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