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世界最高の左サイドバックは誰だ! LSB能力値ランキング6位~10位。長友佑都の元ライバルとは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

9位:左サイド全域をこなすマルチロール

マルコス・アクーニャ
マルコス・アクーニャの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:マルコス・アクーニャ(アルゼンチン代表/スポルティングCP)
生年月日:1991年10月28日(28歳)
市場価格:1200万ユーロ(約14.4億円)
今季リーグ戦成績:18試合出場/2得点1アシスト


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 2018年に行われたロシアワールドカップにアルゼンチン代表として出場した28歳のレフティー。今季で在籍3年目を迎えたスポルティングCPでは、中心的存在として活躍する選手である。そんなマルコス・アクーニャは本職をFWとしているものの、左サイドを全域をカバーするマルチロールであり、今季リーグ戦ではサイドバックとしてのプレーが基本に。そのため、今回は左サイドバック部門でのランクインとなっている。

 アクーニャの武器はなんと言っても「ドリブル」と「テクニック」の高さだろう。ボールを持てばサイドで積極的に1対1を仕掛け、南米のアタッカーらしい細かなタッチを駆使して局面を打開することを可能としている。また、縦に抜け出してから放たれるピンポイントクロスも一級品。こうしたストロングポイントは、サイドバックでのプレー時にもしっかりと活かされており、DFながら前線で違いを幾度となく作り出している。

 そして、アクーニャは世界でもトップレベルのスタミナを誇る選手でもある。とくに守備面では90分間走ることを止めずハードワークを続けるなど、チームのために献身的に働くことが可能。試合終盤になっても平然とスプリントできるのが、この男の恐ろしいところだ。また、身長は172cmと小柄ながら「フィジカル」にも強く、ハードなディフェンスで相手を無力化させている。スピリット溢れる選手と言えそうだ。

 ただ、守備の安定感に関してはまだまだ改善が必要。今季リーグ戦18試合出場ですでに7枚のイエローカード(4月1日時点)を受けている事実が示す通り、やや危なっかしいプレーも見られる。ハードなディフェンスは魅力的だが、冷静さもプラスさせたい。

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