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世界最高の左サイドバックは誰だ! LSB能力値ランキング6位~10位。長友佑都の元ライバルとは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

7位:ポルトガルで躍動するスペイン人

アレハンドロ・グリマルド
アレハンドロ・グリマルドの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

DF:アレハンドロ・グリマルド(スペイン/ベンフィカ)
生年月日:1995年9月20日(24歳)
市場価格:3500万ユーロ(約42億円)
今季リーグ戦成績:24試合出場/0得点6アシスト


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 バルセロナの下部組織出身で、若き頃から注目を集めていたレフティー。2015年、地元ラジオ局で当時のトップチーム指揮官であるルイス・エンリケを批判したことでバルセロナから放出されることになってしまった同選手だが、その後加入を果たしたベンフィカでは持っている才能を余すことなく発揮。現在では同クラブで不動の存在として君臨しており、評価をぐんぐん上昇させている。

 そんなアレハンドロ・グリマルドは高い攻撃センスを持つ選手である。とくに左足のキックは同選手が誇る大きな武器となっており、クロスの精度が抜群なのはもちろん、セットプレーのキッカーとしても非常に優秀。さらに視野の広さも兼備しており、フライパスやスルーパスなどでチャンスメークを行うことも。ボールを持ち運ぶ能力にも優れているなど、左サイドでありとあらゆるタスクをこなすことができる存在だ。

 また、守備面では反応の良さを武器に勝負できるのがグリマルドの特徴。パスコースを読む力が非常に長けており、クイックネスを活かしたボール奪取を得意としている。相手に良い状態でボールを持たせることが比較的少ない選手と言えるだろう。そして「フィジカル」が圧倒的に強いタイプではないが、一度食らいついたら何がなんでも放さない泥臭く粘り強いディフェンスも大きな評価に値する。

 欠点はやはり「空中戦」。自陣ペナルティエリア内などで大柄な選手とマッチアップしてしまうと危険だ。また、怪我の多さもマイナスポイント。シーズン通して安定感あるパフォーマンスを継続させていきたいところだ。

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