ドイツ代表、ストライカーの系譜。W杯4度出場の歴代得点王も…各年代を象徴する伝説のエースたち

ドイツ代表はこれまでワールドカップで安定して好成績を残してきた。その背景には、西ドイツ時代も含めて各年代を象徴する圧倒的なエースの存在がある。ワールドカップの歴代最多得点記録を持つ者さえいる。今回はゲルマン魂を脈々と受け継いできたドイツ代表におけるストライカーの系譜を、ワールドカップでの成績とともに振り返っていく。

2020年06月22日(Mon)8時42分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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メキシコW杯(1986)〜アメリカW杯(1994)

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【写真:Getty Images】

カール=ハインツ・ルンメニゲ
生年月日:1955年9月25日
個人成績(1978):5試合出場/3得点0アシスト
個人成績(1982):7試合出場/5得点0アシスト
個人成績(1986):7試合出場/1得点ア0シスト


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 1980年代に活躍し、ウーヴェ・ゼーラーやゲルト・ミュラーらと並んでドイツサッカー史に名を刻んだ伝説的ストライカーだ。1976年に西ドイツ代表デビューを果たし、ワールドカップには3大会連続で出場。1982年のスペイン大会と1986年のメキシコ大会では2大会連続でキャプテンマークを巻いて決勝の舞台に立った。

 ワールドカップでのタイトルには恵まれなかったものの、3大会で9得点を挙げている。中でも1982年大会の準決勝、1-3でリードされいていたフランス代表戦の延長前半に決めた起死回生のゴールは有名だ。西ドイツ代表は108分にクラウス・フィッシャーのゴールで追いつき、PK戦も制して決勝に駒を進めた。

 西ドイツ代表では通算95試合出場45得点という成績を残した。現在はドイツ最強クラブ、古巣のバイエルン・ミュンヘンのCEO(最高経営責任者)として辣腕を振るっている。弟のミヒャエル・ルンメニゲも元バイエルンかつ西ドイツ代表選手で、1993年から1995年にかけてJリーグの浦和レッズでプレーしていた。

クラウス・アロフス
生年月日:1956年12月5日
個人成績(1986):7試合出場/2得点1アシスト

 フォルトゥナ・デュッセルドルフ時代とケルン時代に一度ずつブンデスリーガ得点王に輝いた経験を持ち、西ドイツ代表では1978年から1988年にかけて通算56試合出場17得点を記録した。

 1980年にはEUR0制覇に貢献したものの、ワールドカップの出場は1986年メキシコ大会の一度だけだった。ルディ・フェラーと2トップを組んだ世界の舞台では2得点1アシストを挙げ、西ドイツ代表の準優勝に貢献している。

 フランスでもプレーし、ドイツではDFBポカール4回優勝など数々のタイトルも獲得した。現役引退後は古巣デュッセルドルフで監督も務めたが、ゼネラルマネージャーとしてブレーメンやヴォルフスブルクで築いた功績も大きい。

ルディ・フェラー
生年月日:1960年4月13日
個人成績(1986):6試合出場/3得点1アシスト
個人成績(1990):6試合出場/3得点2アシスト
個人成績(1994):3試合出場/2得点1アシスト

 1982年に西ドイツ代表デビューを飾り、ベルリンの壁が崩壊した東西統一後のドイツ代表でもプレーした。ワールドカップは3大会に出場し、1990年のイタリア大会で優勝も経験している。マルセイユ時代には1992/93シーズンのチャンピオンズリーグ制覇にも貢献した。

 自身初のワールドカップとなった1986年メキシコ大会では、決勝のアルゼンチン代表戦に後半から途中出場して1得点1アシストを記録するも、西ドイツ代表は一歩及ばず準優勝に終わった。その4年後、1990年のイタリア大会決勝で再びアルゼンチン代表と激突し、フェラーは決勝点をアシスト。自らは決勝トーナメントに入ってからゴールこそなかったものの、優勝したチームを力強くけん引した。

 1992年10月以降は代表からしばらく遠ざかっていたが、1994年のアメリカワールドカップ直前に復帰を果たした。西ドイツ代表とドイツ代表で通算90試合に出場し47得点という成績だった。

 現役引退後は指導者となり、2002年の日韓ワールドカップでは監督としてドイツ代表を準優勝に導いた。しかし、それ以外に大きな実績は残せず。現在は古巣レヴァークーゼンでスポーツディレクターを務めている。

●1986年メキシコW杯決勝・アルゼンチン戦の先発メンバー

▽GK
トニ・シューマッハー

▽DF
トーマス・ベルトルト
ディートマー・ヤコブス
カールハインツ・フェルスター
ハンス=ペーター・ブリーゲル
アンドレアス・ブレーメ

▽MF
ノルベルト・エデル
ローター・マテウス
フェリックス・マガト

▽FW
カール=ハインツ・ルンメニゲ
クラウス・アロフス

※ルディ・フェラーは46分からクラウス・アロフスに代わって途中出場

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