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世界最高の10代選手は誰だ! 若手サッカー選手能力値ランキング16位~20位。久保建英をも凌ぐ逸材たちとは?(19/20シーズン確定版)

リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドを筆頭に、世界には数々のスター選手が存在する。しかし、それらの選手のどこが優れてどこが劣っているのかを知る者はあまり多くはないはずだ。今回フットボールチャンネル編集部では、世界屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(ポジションは主に所属クラブのもの、市場価格は『transfermarkt』を参考)。※成績は6月19日時点

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

20位:ロシツキー以来の才能

アダム・フロジェク
アダム・フロジェクの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:アダム・フロジェク(チェコ/スパルタ・プラハ)
生年月日:2002年7月25日(17歳)
市場価格:670万ユーロ(約8億円)
今季リーグ戦成績:28試合出場/4得点8アシスト


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 若手選手能力値ランキングの20位にランクインしたのは、アダム・フロジェクだ。現在17歳の同選手はチェコの強豪スパルタ・プラハでプレーしており、同クラブにおける最年少デビュー記録保持者でもある(16歳3ヶ月16日)。チェコ国内では現役時代にアーセナルなどで活躍したトマシュ・ロシツキー以来の才能とも称されており、RBライプツィヒといったクラブが獲得に動いているともされている。

 フロジェクはウイングとCFの位置でプレーできる選手。身長185cm・体重65kgという恵まれた体躯を誇っており、その自慢の「フィジカル」を活かした突破を持ち味としている。実際、同選手のプレーを観てみても相手に身体をぶつけながらボールを運んでいるシーンがよく目立つ。まだ17歳と年齢的には若いながら、ダイナミックさが溢れる選手と言えそうだ。

 それでいて「スピード」も十分なものがあり、高度な「テクニック」も兼備。身体の使い方も上手いため、相手からするとボールを奪うのが難しい選手とも言える。また、先述した通りストライカーとしても機能する存在であり、オフ・ザ・ボールの動きの良さやボックス内での強さ、「空中戦」の強さもあるのが特徴的。非常に多くの武器を身に付けている、将来楽しみな選手だ。

 一方で「パス」の質は向上していく必要がある。ボールを持っている時に下を向きすぎている印象があり、味方の動きと「パス」のタイミングが合わない場面がしばしば。今季リーグ戦8アシストを記録しているとはいえ、まだまだ伸ばしていくことができるはずだ。

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