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世界最高の10代選手は誰だ! 若手サッカー選手能力値ランキング16位~20位。久保建英をも凌ぐ逸材たちとは?(19/20シーズン確定版)

シリーズ:19/20能力値ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

17位:チェルシーのドリブラー

カラム・ハドソン=オドイ
カラム・ハドソン=オドイの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

FW:カラム・ハドソン=オドイ(イングランド代表/チェルシー)
生年月日:2000年11月7日(19歳)
市場価格:3150万ユーロ(約37.8億円)
今季リーグ戦成績:17試合出場/1得点4アシスト


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 カラム・ハドソン=オドイは2018年、当時17歳でチェルシーのトップチームデビューを果たしている。そこから順調に出場機会を増やした同選手は、昨年3月にイングランド代表初招集を受け、64年ぶりとなる最年少出場記録を更新するなど、世界を驚かせた。ここ最近は怪我の影響もあって継続して出番を掴めておらず、ピッチ外でも色々な問題があったが、やはりピッチに立った際のインパクトは抜群で、フランク・ランパード監督も確かな信頼を寄せている。

 まだ19歳のハドソン=オドイは、ウイングポジションを主戦場としている選手だ。最大の武器は「スピード」に乗った「ドリブル」であり、中へ縦へと積極的に仕掛けて相手を無力化することを可能としている。そのキレ味はとても19歳とは思えず、ボールを持った際の迫力も満点。やや持ちすぎてしまうことがある点は否めないが、典型的なウインガーとしての能力は確かなものがある。

 また、オフ・ザ・ボールの動き、とくにダイアゴナルな動きがうまく、「パス」の受けてとしても非常に優秀。そこでも対峙するDFを上回ることができる。ただ、チャンスシーンを無駄にしてしまうことも少なくないのは事実で、フィニッシュやクロスの質に関してはまだまだ向上させていく必要があるだろう。このあたりが伸びてくれば、本当に恐ろしい選手となることは確かだ。

 しかし、ポテンシャルはやはり特大である。プレミアリーグという世界最高峰の舞台で揉まれ続ければ、いずれ大化けすることになるだろう。

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