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冨安健洋、13試合連続の先発も途中交代。現地紙から厳しい評価。「もっと注意が必要だった」

text by 編集部 photo by Getty Images

冨安健洋
【写真:Getty Images】

 セリエA第35節、アタランタ対ボローニャが現地時間21日に行われた。アウェイのボローニャは0-1の敗戦を喫した。ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は13試合連続の先発も、74分に交代となった。

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 右サイドバックに入った冨安だったが、アタランタ攻撃陣に苦戦を強いられた。前半30分に警告を受けた冨安は、イタリアメディアからも厳しい評価を下されている。

 試合は0-0で迎えた62分、右サイドを抜け出したカスターニャが中央にグラウンダーのクロス。これがペナルティエリア内に走りこんできたサパタに通る。サパタは相手を背負いながら、ワントラップで後ろから走りこんできたムリエルにパス。ムリエルはコントロールから右足を振り抜き、ゴールネットを揺らした。このゴールが決勝点となり、アタランタが1-0の勝利を収めた。

 イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』は冨安に対し、「5.8」と及第点以下の評価。『メディアセット』はチーム最低点の「5.5」とこちらも及第点以下の厳しい評価となっている。

『カルチョメルカート』も冨安に対して「5.5」の評価。「ロッソブルーの14番は光と影。もっと注意が必要だった。タケは(ロビン・)ゴセンスとマッチアップ。ゴセンスとのバトルは簡単ではなかった。彼はメデルに対しても間違った判断をした。また、彼(冨安)から遠ざかったが、ムリエルに対しての対処は酷かった」と言及している。

 前節ACミラン戦ではセリエA初ゴールを決めた冨安だったが、アタランタ戦は厳しい評価となった。ボローニャは次節レッチェと対戦。冨安は再び輝けることができるのだろうか。

【了】

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