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久保建英、移籍の可能性をラ・リーガ全クラブで考察(1)。レアル復帰には障壁、怪物ロナウドが所有するクラブが打診?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

セルタ

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【写真:Getty Images】

リーグ戦:17位(勝ち点37、7勝15敗16分)
スペイン国王杯:3回戦敗退
監督:オスカル・ガルシア(2年目)
同ポジションの選手:ブライス・メンデス

 16/17シーズンはUEFAヨーロッパリーグベスト4に入ったセルタだが、その後は下位に沈むシーズンが続く。カンテラ出身のデニス・スアレス、サンティ・ミナ、パペ・シェイク・ディオプが復帰した今シーズンも昨季と同じ17位で、残留するのがやっとだった。

 今季は37得点と低調だったが、セルタの前線には実績のある選手が並ぶ。14ゴールを決めたイアゴ・アスパスを中心に、前述のミナとスアレスに加え、スペイン代表のブライス・メンデスとセビージャからシーズン終盤に復帰したベテランのノリートもいる。

 特に、メンデスは左利きで右サイドでプレーする点で久保と重なる。バルセロナから借りていたラフィーニャの去就は未定だが、久保が加入したとしても居場所を築くのは難しいかもしれない。

 中南米出身の選手で埋まるEU圏外枠も障壁となる。メキシコ人センターバックのネストル・アラウホとウルグアイ人サイドバックのルーカス・オラサはレギュラーを務めている。だた、ウルグアイ人FWのガブリエル・フェルナンデスは1得点に終わっている。フェルナンデスの去就次第では、久保の獲得も可能になるかもしれないが、その可能性は低いだろう。

【了】

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