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「アーセナルの世界級FW」アレクサンドル・ラカゼット/サッカー選手名鑑(ポジション、背番号、移籍情報など)

サッカー選手名鑑:アレクサンドル・ラカゼット(アーセナル所属、フランス代表)のポジション、背番号、移籍情報、身長、体重、利き足などプロフィール、プレースタイル。※成績、市場価格、移籍情報は『transfermarkt』を参考

シリーズ:サッカー選手名鑑 text by 編集部 photo by Getty Images

アレクサンドル・ラカゼットの能力値や今季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

アレクサンドル・ラカゼット
ポジション:CF,WG
所属:アーセナル(フランス代表
背番号:9番
生年月日:1991年5月28日(29歳)
身長/体重:175cm/73kg
利き足:右
19/20シーズンリーグ戦成績:30試合出場10得点6アシスト
市場価格:4800万ユーロ(約57.6億円)

<移籍情報>
17/18 リヨンアーセナル 5300万ユーロ(約63.6億円)

プレミアリーグ最高のストライカーは誰だ! サッカー選手CF能力値ランキング・トップ20:10位

 リヨンの下部組織出身のアレクサンドル・ラカゼットは、17年夏にアーセナルに加入した。加入1年目はアーセン・ベンゲルの最終年で、ウナイ・エメリフレドリック・ユングベリを経てミケル・アルテタと監督交代が相次ぐなかで、3シーズン連続で2ケタ得点をマークしている。

 毎年のように20得点をマークしていたリヨンでは点取り屋のイメージが強かった。しかし、強力なストライカーを擁するチームでは同胞のオリビエ・ジルーのように周囲を活かすプレーで貢献している。前線での献身的な守備やポストプレーはアーセナルの攻撃に欠かせないものになっている。

 得点能力が低いわけではない。175cmの体躯はプレミアリーグでは決して高くないが、クロスに対するポジショニングに優れ、DFの背後をとるのが巧い。ピエール=エメリク・オーバメヤンとのコンビネーションは抜群で、今季も数々のゴールに関与している。

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『フットボール批評issue29』


定価:本体1500円+税

≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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【了】

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