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ブンデス最年長の長谷部誠「お手本はカズさん」 来季以降の現役続行にも意欲

text by 編集部 photo by Getty Images

長谷部誠
【写真:Getty Images】

 36歳となった今季もブンデスリーガ開幕から2試合に先発フル出場するなど、フランクフルトの主力としてプレーを続けている元日本代表MF長谷部誠。クラブ公式ウェブサイトでは27日付でその長谷部へのインタビューを伝えた。

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 これほど長く第一線で活躍を続けてくることができた一因として、長谷部は食事を含めた生活習慣に言及。「健康な食事をすること、バランスの取れた食生活が本当に大事です」と語る。

「例えば20歳の頃はかなりお酒も飲んで、大量に、特に不健康なものを食べていました。21歳か22歳の頃に考え直して、他のアスリートたちがどういう食事をしているのか参考にしました。15年間アルコールはほとんど飲んでいないですし、野菜も多く食べるようにしています」

 その手本となる存在として、先日J1最年少出場記録を更新した横浜FCのFW三浦知良(カズ)の名前も挙げた。「お手本の一人は三浦知良さんです。彼からは勤勉な練習だけでは十分ではないということを学びました。高いレベルで長くプレーを続けるには、健康な食事や十分な睡眠、回復を重視することが大事だと」

 2014年にフランクフルトに加入した当初は、これほど長く在籍することになるとは考えていなかったようだ。「30歳で移籍してきて、契約は2年間。その後は日本に戻ることになると思っていました。違う結果になったのは良かったですね。フランクフルトは多くのものを与えてくれたので、選手としてもその後のキャリアでもお返しをしていきたいと思います」

 今年5月にはフランクフルトとの選手契約を来年6月まで延長するとともに、引退後もアンバサダーとしてクラブに残ることが決定された。だが必ずしも今季が現役最後のシーズンとなると決まったわけではない。「最後になると決めるつもりはありません。31歳の時から次のシーズンが最後になると考えてきましたが、幸い36歳でまだプレーできています。だから先のことはあまり考えないようにしています」。今季はリーグ全体でも最年長選手になった長谷部。ドイツでの挑戦はまだしばらく続いていくことになるかもしれない。

【了】

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