中山雄太
【写真:Getty Images】

 日本代表は現地9日に国際親善試合でカメルーン代表と対戦し、0-0の引き分けに終わった。

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 この試合で先発起用されたMF中山雄太は、昨年夏のコパ・アメリカ初戦、チリ代表戦以来となる日本代表戦出場を果たした。

 コパ・アメリカではチリ戦が唯一の出場機会だった。A代表デビューとなったその試合で不安定なプレーに終始し、以降の2試合をベンチから見届けることに。

 森保一監督も「チリ戦に完敗した後の試合に出られないことになってしまった経験は彼も覚えていると思いますので、また1年経って、彼がどれくらい成長したかも含めて今日の試合で見させてもらえればと思って起用しました」と、中山のリバウンドメンタリティを期待して先発に抜てきしたことを明かした。

 そして「中山は前回の思いがすごく強かったと思いますし、ボランチで勝負したいという思いを今日の試合で証明してくれた、自分の力を出してくれたと思います」と、指揮官はカメルーン戦でのプレーを高く評価していた。

 一方、中山本人は「守備の部分では意識していたアグレッシブさが通用する手応えはあった」と語った。しかし、「やはり攻撃の部分でもっとマイボールの時間を増やすプレーを、もっともっと増やせるようにしたいなと思いました」と改めて課題を認識していた。

「前線の選手が高い位置で攻撃をした時に、チーム(所属するズウォレ)でもトランジション(切り替え)でよりマイボールにする準備は意識してきました。今日も(同じことを)意識して(寄せに)いこうとしていたので、そこの手応えは感じつつも、もっともっとやらないといけないという気持ち、向上させていきたいという思いがあります」

 東京五輪世代のU-23日本代表ではキャプテンを担い、Jリーグ時代からセンターバックとボランチの両方をハイレベルにこなせる選手として期待されてきた。

 ただ、在籍3シーズン目を迎えるズウォレではなかなか継続的な出場機会を得られていない。それでも日本代表合流直前の試合で先発のチャンスを掴むと、ヘディングで今季初ゴールを挙げるなど、攻撃面でも結果を残して成長を見せてきた。

 今回、日本代表で再び訪れた出場の機会で感じたことを、さらなる成長につなげられるだろうか。A代表定着のためにも貴重な経験を無駄にせず、成長曲線をどんどん右肩上がりにしていきたいところだ。

(取材:元川悦子、文:編集部)

【了】

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