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イスマエル・トラオレ（アンジェ／フランス1部）
生年月日：1986年8月18日（34歳）
コートジボワール代表成績：16試合出場／1得点0アシスト

　A代表デビューは2012年と早かったが、定着したのは昨年からという遅咲きのセンターバック。フランス生まれで、プロキャリアもずっとフランスで歩んできた。所属するアンジェではキャプテンも務める。

　ベテランながら怪我が少なく毎年コンスタントに30試合以上のリーグ戦に出場するなど、非常にタフで、プレースタイルもパワフルさを前面に押し出している。豊富な経験を生かした駆け引きや読みの鋭さでスピード勝負における脆さをカバーし、コートジボワール代表のディフェンスラインを力強く支える。

エリック・バイリー（マンチェスター・ユナイテッド／イングランド1部）
生年月日：1994年4月12日（26歳）
コートジボワール代表成績：31試合出場／2得点1アシスト

　近年は負傷離脱を繰り返し、市場価値は下降を続けている。ただ、非常に身体能力が高く、センターバックとしては破格のスピードは大きな魅力だ。ペナルティエリア内でやや淡白な対応を見せることもあるが、広範囲をカバーする機動力の高さはマンチェスター・ユナイテッドでも重宝される。

　そして、ただ身体能力に頼るだけでなく、高いフィード力を備えているのもバイリーの特徴。安易に蹴り出すことなく、奪ったボールを的確に前進させられる技術を備える。新体制のコートジボワール代表でも、最終ラインの柱として替えの利かないディフェンスラインの柱になるか。

シナリー・ディオマンデ（リヨン／フランス1部）
生年月日：2001年4月9日（19歳）
コートジボワール代表成績：1試合出場／0得点0アシスト

　昨夏、マリからフランスに渡ってリヨンのBチームに加入した変わり種。欧州での最初のシーズンはトップチームでの公式戦出場こそなかったものの、CLラウンド16のユベントス戦2ndレグから敗退した準決勝のバイエルン・ミュンヘン戦まで3試合連続でベンチ入りしていた。

　今季はすでにリーグ・アンで3試合に途中出場してブレイクの気配を漂わせている。そして今月、コートジボワール代表に初選出され、いきなりベルギー代表との試合でスタメンデビューを果たした。今後が非常に楽しみなアフリカ屈指の若手タレントだ。