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代表 4年前

コートジボワール代表って誰がいるの? 現在のスタメン、フォーメーションは? 攻撃陣は超強力、新体制で19歳の逸材も台頭

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

セルジュ・オーリエ
【写真:Getty Images】

セルジュ・オーリエ(トッテナム・ホットスパー/イングランド1部)
生年月日:1992年12月24日(27歳)
コートジボワール代表成績:59試合出場/1得点9アシスト


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 所属クラブでの立ち位置は危うくなっているが、コートジボワール代表でオーリエの立場を脅かす者はいない。これまでは4バックの右サイドバックとして、新体制では3-4-3の右ウィングバックとして不動の地位を築いている。

 私生活の奔放さから問題を起こすこともしばしばあるが、90分間サイドを上下動できるタフさと旺盛な攻撃意欲でトッテナムでも存在感を発揮している。直近のベルギー戦ではキャプテンマークを巻くなど、代表での周囲からの信頼は厚く、今後もチームに欠かせない主軸として頼られそうだ。

セレイ・ディエ
【写真:Getty Images】

セレイ・ディエ(FCシオン/スイス1部)
生年月日:1984年11月7日(35歳)
コートジボワール代表成績:47試合出場/2得点1アシスト

 まもなく35歳を迎えるセントラルMFの重鎮。シュトゥットガルト時代には若き日のティモ・ヴェルナーを、バーゼルでは駆け出しのモハメド・サラーを、背後から献身的に支えた。オーリエやマックス・グラデルといった代表のチームメイトたちともクラブで共にプレーするなど、とにかく経験豊富だ。

 プロキャリアの大半をスイスで過ごし、現在はFCシオンに所属し、同僚になった日本人FW若月大和とも縁がある。プレースタイルは安定型で、力強いタックルからボールを奪い、長短のパスで攻撃につなげていく。2014年のブラジルワールドカップの日本代表戦にも先発出場していた。

フランク・ケシエ
【写真:Getty Images】

フランク・ケシエ(ミラン/イタリア1部)
生年月日:1996年12月19日(23歳)
コートジボワール代表成績:36試合出場/2得点5アシスト

 コートジボワールが誇るワールドクラスの重戦車MFだ。ミランでもチームに不可欠な存在で、市場が開くたびに移籍の噂が持ち上がるほど。代表では新体制初戦でゴールを挙げ、ベルギー代表相手のドローに大きく貢献した。

 まだ23歳と若いが2016年頃から、代表に招集されればほとんど全ての試合に出場している。パトリス・ボーメル監督のもとでも中心選手として活躍していくはずだ。圧倒的な推進力で中盤を支配するダイナモは、日本代表戦でも脅威となるに違いない。

マクスウェル・コルネ
【写真:Getty Images】

マクスウェル・コルネ(リヨン/フランス1部)
生年月日:1996年9月27日(24歳)
コートジボワール代表成績:18試合出場/4得点0アシスト

 もともとは攻撃的なウィンガーだが、昨季途中にリヨンで3バック導入を契機に左ウィングバックにコンバートされた。この配置転換がブレイクにつながった。豊富な運動量や献身性、攻撃参加時のの迫力も抜群で、CL準々決勝のマンチェスター・シティ戦では貴重なゴールも記録。リヨンの同大会ベスト4進出に大きく貢献した。

 FCメスの下部組織出身で、U-21代表まではフランスの各世代別代表に選ばれていたが、A代表は生まれ故郷のコートジボワールを選択している。ボーメル新体制のコートジボワール代表は3バックを採用しており、今後は代表でも左ウィングバックが主戦場になりそうだ。

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