日本代表、最新招集メンバー全紹介(FW編)。所属クラブでの現状とパフォーマンスも総チェック

日本代表は11月13日にパナマ代表と、同17日にメキシコ代表とオーストリアで国際親善試合を行う。新型コロナウイルス対策などの影響により、招集メンバーは前月と同じく欧州組のみとなった。そこで今回は2ヶ月連続で開催にこぎつけた日本代表合宿に招集されているFWたちの、所属クラブでの現状やパフォーマンスをチェックしていく。

2020年11月12日(Thu)7時00分配信

シリーズ:編集部フォーカス
text by 編集部 photo Getty Images
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FW(1)

久保建英
【写真:Getty Images】

久保建英(ビジャレアル/スペイン1部)
生年月日:2001年6月4日(19歳)
19/20リーグ戦成績:35試合出場/4得点5アシスト(マジョルカ)
20/21リーグ戦成績:9試合出場/1得点0アシスト(ビジャレアル)
日本代表通算成績:9試合出場/0得点


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 ビジャレアルではチームが好調な一方で、なかなか定位置確保には至っていない。ELでは3試合連続で先発のチャンスをもらっていながら、リーグ戦での先発がわずか1試合と寂しい状況だ。途中出場からイエローカードを2枚もらって退場処分となった試合もあった。

 19歳にして日本代表での通算10試合出場達成間近で、パナマ代表戦やメキシコ代表戦では初ゴールの期待も高まる。10月はチーム全体として流れの中からの得点が遠かっただけに、眼に見える結果を残すことができれば、彼自身にとっても重要なきっかけとなるに違いない。

FW(2)

三好康児
【写真:Getty Images】

三好康児(ロイヤル・アントワープFC/ベルギー1部)
生年月日:1997年3月26日(23歳)
19/20リーグ戦成績:14試合出場/1得点0アシスト
20/21リーグ戦成績:8試合出場/1得点0アシスト
日本代表通算成績:3試合出場/2得点

 コパ・アメリカ以来となった先月の日本代表戦では、2試合とも出番なしという悔しさを味わった。一方、クラブでの立場は好転してきており、最近は右ウィングバックとして先発出場の機会を増やしている。

 左利きの右ウィングバックというのは珍しいが、日本代表でもちょうど3バックの導入が進んでいるところ。クラブでの取り組みを生かし、様々な役割をこなせる姿を見せて定着のきっかけをつかみたい。現時点では当落線上という立ち位置だが、もっと存在感を発揮できるポテンシャルは十分にある。

FW(3)

伊東純也
【写真:Getty Images】

伊東純也(ヘンク/ベルギー1部)
生年月日:1993年3月9日(27歳)
19/20リーグ戦成績:29試合出場/5得点7アシスト
20/21リーグ戦成績:11試合出場/2得点3アシスト
日本代表通算成績:19試合出場/2得点

 10月末にはPCR検査で陽性反応が出て心配されたが、症状はなく大事には至らなかった。1週間後の再検査で陰性になると、その日のうちにリーグ戦で途中出場するタフさも見せた。ゲンクでの信頼の厚さを示すエピソードでもあるだろう。

 先月のカメルーン代表戦では後半から途中出場し、右ウィングバックにも高い適正を示した。右利きの右サイドプレーヤーは貴重であり、爆発的なスピードも他の選手にはない武器になっている。「1試合で1得点に絡む」という目標を現実のものにできれば、激しいポジション争いを制した先の世界も見えてくるだろう。

FW(4)

原口元気
【写真:Getty Images】

原口元気(ハノーファー/ドイツ2部)
生年月日:1991年5月9日(29歳)
19/20リーグ戦成績:32試合出場/6得点5アシスト
20/21リーグ戦成績:7試合出場/1得点4アシスト
日本代表通算成績:55試合出場/11得点

 ハノーファーはなかなか勝ちが続かず苦しんでいるが、原口はコンスタントに出場機会を得て奮闘している。トップ下のポジションを与えられ、中心選手として活躍中だ。先月末のフォルトゥナ・デュッセルドルフ戦では2アシストを記録し、チームを3-0の快勝に導いてマン・オブ・ザ・マッチを獲得した。

 クラブ公式サイト上で公開されたドイツ語でのインタビューも話題に。日本代表ではサイドが根城で、左サイドを主戦場とするアタッカーは原口しかいない。3バック採用時にはウィングバックにも対応できる献身性と、常にゴールを狙う強気の姿勢で中島翔哉が不在の間に立場を確固たるものにしたいところだ。

FW(5)

鈴木武蔵
【写真:Getty Images】

鈴木武蔵(ベールスホット/ベルギー1部)
生年月日:1994年2月11日(26歳)
2020リーグ戦成績:4試合出場/5得点0アシスト(北海道コンサドーレ札幌)
20/21リーグ戦成績:8試合出場/5得点1アシスト(ベールスホット)
日本代表通算成績:8試合出場/1得点

 欧州初挑戦ながらベルギーリーグでも屈指のストライカーとして認識されつつあるようだ。現時点で5得点を挙げているが、1得点あたりにかかった時間はリーグ最短の94分。9得点で得点ランキングトップにいるチームメイトのラファエル・ホルツハウザーよりもハイペースにゴールネットを揺らしている。

 Jリーグよりも「個」の戦いが強調されやすい環境では、自慢の飛び出しだけでなく、ゴールに背を向けた状態でのポストプレーにも積極的に挑戦している。献身性と得点力を併せ持ったエースとしての期待は大きく、今後は相手からのマークも一層激しくなりそうだ。今回の日本代表には大迫勇也がおらず、短期間での成長をアピールするビッグチャンスでもある。

FW(6)

浅野拓磨
【写真:Getty Images】

浅野拓磨(FKパルチザン・ベオグラード/セルビア1部)
生年月日:1994年11月10日(29歳)
19/20リーグ戦成績:23試合出場/4得点4アシスト
20/21リーグ戦成績:13試合出場/7得点3アシスト
日本代表通算成績:20試合出場/4得点

 セルビアからオランダへの渡航制限があったため、前回10月の日本代表活動には招集されなかった。昨年11月以来、ちょうど1年ぶりのカムバックに本人も燃えているようだ。所属するパルチザンでは右ウィングにほぼ固定され、今季はハットトリックもあるなど、ゴール数は昨季のものをすでに大きく超えている。

 役割が明確になったことでディフェンスラインとの駆け引きやゴール前での落ち着きに磨きがかかり、左足のフィニッシュも目立つように。クラブでの好調を日本代表にも持ち込み、技術的にも精神的にも成長した姿を森保監督にアピールしたいところだ。

【了】

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