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ヴィッセル神戸、首位通過は決められず。先発総入れ替えで広州恒大に敗戦【ACL】

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴィッセル神戸対広州恒大
【写真:Getty Images】

【ヴィッセル神戸 0-2 広州恒大 AFCチャンピオンズリーグ】

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグF組のヴィッセル神戸対広州恒大戦が28日にカタールで行われ、神戸が0-2で敗れる結果に終わった。

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 神戸は3日前に行われた広州恒大戦に3-1の勝利を収めて今大会2戦2勝とし、2試合を残した時点で決勝トーナメント進出が決定。首位通過を決めるためにはまだ勝ち点が必要ではあるが、前回の試合から先発メンバー全員を入れ替えて臨んだ。

 序盤は両チーム一進一退の攻防を繰り広げ、神戸にもゴールに迫る形はあった。だが広州恒大の誇るブラジル出身の強力メンバーが要所で力を発揮して前半からリードを生み出す。

 前半17分、神戸のエリア中央に侵入したアンデルソン・タリスカが渡部博文に倒されてPKを獲得。これをタリスカが自らゴール右に蹴り込んで広州恒大が先制点を奪った。

 神戸はその後も危険な位置でセットプレーを与えてしまったことが響く。36分にはゴール正面左寄りのFKからエウケソンが放った強烈なシュートがゴール右上に突き刺さって2点目のゴールとなった。

 2点ビハインドのまま時間を進められた神戸は、60分になったところでアンドレス・イニエスタ、ドウグラス、古橋亨梧と前回の対戦でゴールを挙げた3人を投入。70分には古橋のパスから安井拓也のシュートがGKに弾かれてポストを叩くなど決定機も生み出す。

 攻撃は活性化できたが結局最後まで反撃のゴールはならず、0-2の敗戦で終了。首位通過の行方は今後の試合に委ねられることになった。

【得点者】
17分 0-1 アンデルソン・タリスカ(広州恒大)
36分 0-2 エウケソン(広州恒大)

【了】

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