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PSGとバシャクシェヒルの試合が中止に。第4審がピエール・ウェボ氏に人種差別発言【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

ピエール・ウェボ
【写真:Getty Images】

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループH第6節、パリ・サンジェルマン(PSG)対イスタンブール・バシャクシェヒルが現地時間8日に行われた。しかし試合は20分過ぎに中断となった。

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 PSG、ライプツィヒ、マンチェスター・ユナイテッドの3チームが勝ち点9で並ぶ大混戦となっているグループH。同時刻に試合を行なっているユナイテッドとライプツィヒにとっても大事な一戦である。

 0-0で迎えた20分、ベンチにいたバシャクシェヒルのアシスタントコーチであるピエール・ウェボ氏に対して主審がレッドカードを提示。しかし、ウェボ氏やデンバ・バなどが審判に対して猛抗議。その後、両チームの選手・スタッフがロッカールームに戻り、試合は一時中断となった。

 英メディア『ガーディアン』によると、第4審がバシャクシェヒルのアシスタントコーチを務めるウェボ氏に対して人種差別発言をしたという。これに対して激怒したウェボ氏に主審はレッドカードを提示。だが、バシャクシェヒル側は納得いかず、両チームはロッカールームから戻ってこなかった。

 その後、中断となっていた試合の中止が決定。この試合の扱いなどに関しては今後発表となるという。決勝トーナメント進出がかかる一戦の勝ち点の扱いなどはどうなるのだろうか。

【了】

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