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世界最大の暴落は誰? サッカー選手市場価値下落ランキング16~20位。「哀れなやつ」SNSで注目を集めるのは…

100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなったサッカー界で、2020年に最も市場価値を下げたのは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値下落額ランキングを紹介する。※2020年1月1日と現在の市場価格を比較。数字は12月22日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

20位:アーセナルのエース

ピエール=エメリク・オーバメヤン
【写真:Getty Images】

FW:ピエール=エメリク・オーバメヤン(ガボン代表/アーセナル)
生年月日:1989年6月18日(31歳)
市場価値の下落額:3000万ユーロ(約36億円/42.9%DOWN)
市場価値の変動:7000万ユーロ(約84億円)→4000万ユーロ(約48億円)
今季リーグ戦成績:13試合出場/3得点1アシスト


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 リーグ・アンの舞台で経験を積んだ後、2013年にドルトムントへ移籍。新天地ではブンデスリーガ史上6人目となるデビュー戦ハットトリックを記録するなど存在感を示し、1年目からリーグ二桁得点をマークしている。そしてガボン代表FWは爆発的なスピードと非凡な決定力を武器に、その後もゴールを大量生産。ワールドクラスのストライカーへと進化を遂げた。

 2018年より所属しているアーセナルでも絶対的エースとして活躍しており、プレミアリーグでは3季連続で二桁得点をマーク中。22得点を挙げた2018/19シーズンはモハメド・サラー、サディオ・マネと共に得点王にも輝いている。また、ムードメーカーとしても知られており、ロッカールームを明るくできるという意味でもチームにとって貴重な存在となっている。

 今年9月にはクラブと新たに3年契約を締結したことでファンを安堵させた。しかし、ご存じの通りミケル・アルテタ監督率いるアーセナルは現在正念場を迎えており、その中にあってガボン代表FWも苦戦を強いられている。アーセナルが調子を取り戻す上でエースの活躍が欠かせないのは明らかなので、ここからの巻き返しに期待したいところだが…。

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